皆さんは部屋が片付いていますか?

「片付けようと思ってもなかなか片付けられない」

こんな人も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?

実は、片付けられない原因は習慣や気持ちの問題だけではなく、神経の発達の問題や行動障害である可能性があります。

片付けられないときの心理状態や、それぞれの対策もご紹介していきます。

片付けられない障害とは

片付けられない原因とされる障害は

  1. ADHD(注意欠陥多動性障害)
  2. ADD(注意欠陥障害)

この二つがあります。

メディアなどで取り上げられたことでこれらの障害は女性に多いとされていますが、実は小さい頃の発症率は男性の方が多いとされています。

女性は発見が遅れる事が多く、認知されていないことが多いので実際には男女での発症率には、あまり差がないのではないかと言われています。

今までは、ADHDやADDは子供の問題とされてきましたが近年では大人のADHDも問題視されてきています。

では、ADHDやADDとはどんな病気なのでしょうか?

何が片付けられないことに繋がるのか?

わかりやすく解説していきます。

ADHD、ADDとは

ADHDとは『注意欠陥多動性障害』と呼び、

  1. 多動性(じっとしていられない)
  2. 衝動性(考えずに行動する)
  3. 不注意(集中力がない)

という三つの症状が特徴的な発達障害のことです。

忘れ物が多かったり、何かやりかけでもほったらかしにしてしまったり、部屋が片付けられなかったりと、症状がそのまま片付けられない事に直結しています。

また、ADDはADHDから多動性をが除かれたもので、『注意欠陥障害』と言います。

多動性が無いので子供の頃は発見されないことも多いようです。

多動性は除かれていますが、やはりこちらも部屋が片付けられないという症状があります。

実際にはADHDやADD以外にも

  • 自閉症
  • 強迫性障害
  • アスペルガー症候群
  • 鬱病
  • 認知症

などの病気も片付けられない原因に繋がっていることがあります。

様々な原因が重なり部屋が片付けられないというケースもありますが、これらの発達障害や精神疾患は症状が似ているため、一概にどれが片付けられない原因かは判断しにくいのが現状です。

片付けられない原因は心理的な問題だけではなく、病気の可能性もあるのがわかりましたが、病気だからと言って絶対に片付けられないわけではありません。

では一体どうすれば片付けるようになるのか?

具体的な対処法を解説していきます。

 

ADHDやADDの片付けの対処法

まず、一気に片付けをしようとするのはやめましょう。

ADHDやADDの方は、そもそも片付けが苦手なので無理をする必要はありません。

優先順位が決められないという特徴があるため、一気に片付けをしようとしても

「あっちもこっちも気を取られて結局何も進まなかった・・・」

なんてことになりかねません。

大事なのは制限することとルールをしっかり作っておくことです。

まずは、制限です。

買い物するときに、必要なものだけを買うようにしましょう。

衝動買いを無くして、しっかり考えてから必要最低限の買い物をするようにすると必然的にお部屋の物が増えすぎることが無くなります。

片付ける前に部屋の荷物を増やさないことを心がけましょう。

次にルールです。

まずは期限を決める事が大事です。

例えば一年間使っていない物や服はどれくらいありますか?

自分の中で『一年使っていないものは捨てる』と決めて思い切って捨ててしまいましょう。

全部を一気にする必要はありません。

自分のできる範囲で少しずづで大丈夫です。

小さな範囲から少しずつ片付けていきましょう。

それでもできないときは、誰かと一緒に手伝ってもらいながら片付けていくのがおススメです。

少しずづ片付けて行くなかで、次のルールです。

至ってシンプルで『元の場所に戻す』のを心がけましょう。

なので、まずは物の場所をきっちり決めておくことが大切です。

片付けを進めていく際に、物のテリトリーを決めながら片付けていきましょう。

例えば服を大まかなカテゴリーに分けると

  • 『春服』
  • 『夏服』
  • 『秋服』
  • 『冬服』

さらに小さなカテゴリーで分けると

  • 『Tシャツ』
  • 『カッターシャツ』
  • 『ブラウス』
  • 『トレーナー』

などなど。。。

分け方は色々ありますが、服は毎日着るものなので自分のわかりやすいカテゴリー別にできるだけシンプルに置く場所を決めるのがおススメです。

とにかく、「ごちゃごちゃさせない」ことを意識して、シンプルにわかりやすくカテゴリーを決めましょう。

そこまでできたら、後は単純作業です。

使ったものや洗濯した服を決めていたテリトリー(場所)に戻す!

場所さえきちんと決めていれば「使う→戻す」というワンステップの流れが作れます。

ADHDやADDの方は気が散りやすかったり、何かしていても集中できなかったりするので、作業をワンステップにしてあげることが重要です。

完璧に片付けをするまでは時間がかかるかもしれませんが、買うものをちゃんと制限して片付けのルールを決めていきましょう。

そしてどうしても自分ではできない時は、周りに助けを求めましょう。

しかし、片付けられない人全員がADHDやADDなわけではありません。

では、病気じゃない方は一体なぜ片付けができないのか?

その心理に迫ってみましょう。

 

片付けられない人の心理

片付けられない心理にも様々なタイプがあります。ここからはタイプ別に解説していきます。

物がどんどん増えて行ってしまうタイプ

物がどんどん増えて行ってしまうタイプの方は、収集癖がありませんか?

女性だったら靴やカバンだったり可愛い小物だったり、限定品や安いものなどに弱かったりしますよね?

男性だったら趣味の物などを収集していませんか?

ちなみに、私はとってもオタクで一時期フィギアを300体に漫画が1000冊を越していて、さらに服を集めるのが大好きで常に入りきらず床に置いていたりと実家に住んでいた時は収納しきれなくてよくお母さんに怒られていました(笑)

物が多いことに気づかないタイプ

物が多いことに気づかないタイプの人は、物が多い環境に慣れていませんか?

そもそも物が増えるのに慣れてくると、自分では気づかず物が多い自覚が少なくなってしまう事もあります。

物が捨てられないタイプ

物が捨てられないタイプの人は『いつか使うかもしれないから』『捨てるのはもったいないから』と考えて、物が増え続けても捨てることができなくなっていませんか

自分の大好きな靴やカバンや服であったり、趣味のコレクションであったりするとなおさら捨てることはできませんよね。

部屋に物を置きっぱなしにしてしまうタイプ

部屋にものを置きっぱなしにしてしまっているタイプの人は、すでにしまう場所が無くなってしまっているか、『またすぐに使うから』『別に邪魔にはならないから』と考えていませんか?

 

様々な心理状態を紹介しましたが、あなたはどれに当てはまっていますか?

今はまだ少し散らかっている程度でも、このまま続くと物は減らず、増えていく一方でさらに部屋が散らかっていってしまいます

では、一体どうすれば部屋を片付けることができるのでしょうか?

片付ける方法を私の体験談も交えて解説していきたいと思います。

 

様々な心理状態での部屋の片付けの最初の一歩

  • 物が増えて行ってしまうタイプ
  • 物が増えていると気づかないタイプ
  • 物が捨てられないタイプ
  • 物を置きっぱなしにしてしまうタイプ

先程紹介したこれらのタイプの方は、どうすれば片付けていくことができるのでしょうか?

まずは、どんなタイプの方でも片付けの最初の一歩がなかなか踏み出せないと思います。

片付けを始める前にまずはどうすればいいのかを考えていきましょう。

 

物が増えて行ってしまうタイプの方の解決方法

物が増えて行ってしまうタイプの方は、まず必要なもの以外に物を増やさないようにしなくてはいつまでも部屋が片付きません。

服や靴、フィギアや漫画など収集しているものを買うときに衝動買いするのを止めましょう。

本当に必要なのか、本当に欲しいものなのか、一度深呼吸をして考えてみるのもいいと思います。

その場で考えられない人はグッと我慢して一度家に帰って冷静になって考えてみましょう。

どうしても我慢できない人は買い物に行くときに誰かについてきてもらうのも良いかもしれません。

物が増えてしまうタイプの方は、部屋を片付けても結局物が増えてしまっては意味がないので物を増やさないようにする事を心がけましょう。

物が増えていると気づかないタイプの方の解決方法!

物が増えていると気づかないタイプの方は、どうすれば物が多いことに気付けるか、きっかけがないとなかなか部屋を片付けるのが難しいと思います。

まったくわからない方も少し不安な方も、思い切って誰かに相談してみましょう

家族でもいいし友達でもいいし誰かに部屋を見てもらうと良いかもしれません。

部屋に他人をあまり入れたくない人は部屋の写真を撮って、それを見せながら相談するのも一つの手だと思います。

色々なタイプの中でも一番片付けに踏み切るのが難しいとは思いますが、今少しでも片付けたいなと思っているのでしたら、まずはどれだけ物が多いのか把握する事が大事だと思います。

物を捨てられないタイプの方の解決方法!

物を捨てられないタイプの方は本当に置いているものは必要ですか?

ずっと置きっぱなしで使っていないものが沢山あるのではないでしょうか。

愛着がわいてしまっているものを捨てるのは難しいですよね。

しかし全部置いていては、部屋を片付けることができません。

本当に必要なものなのか、いらないものなのか分けていく事が大事です。

自分でその判断が難しい方は期限を決めてみましょう。

三年だったり、一年だったりと自分の判断ですが一年が一番わかりやすく区切れるので最もおススメです。

それだけの年数使っていないものは、きっとこれからも使う可能性が低いのでまず捨てられない方は仕分けしてみましょう。

物を置きっぱなしにしてしまうタイプの方の解決方法!

物を置きっぱなしにしてしまうタイプの方は置きっぱなしの物に定位置を決めてあげましょう。

テーブルや床の上は普段は座ったりご飯を食べたりしますよね?

そんな場所を物の定位置に決めてしまっては、部屋はごちゃごちゃしたままです。

物に定位置を決めていると、机の上や床に置きっぱなしでも元の定位置に直すだけなので部屋が散らかることもありません。

気付いた時に出しっぱなしになっている物を直す。これを習慣づけるように意識していきましょう。

 

いかがでしたか?

ずっと散らかっていた部屋をいきなりピカピカにするのはなかなか難しいかとは思います。

普段から少しずつ意識を変えて、習慣を変えて少しずつ少しずつ部屋を片付けていきましょう!!

 

必殺技は引っ越し?


もともと実家に住んでいた時から私の部屋は散らかっていました。

物がたくさんありすぎて常に溢れていたし、服も入りきらないくらいに沢山ありました。

おまけに漫画が好きすぎて本棚に入りきらないくらいで床に山ほど積んでいました。

そんな私ですが、一人暮らしをしてからは部屋が汚いと言われたことはありません。

なぜ片付けができるようになったのか?その秘密は引っ越しにあります!

荷造りがポイント!

なぜ引っ越しすることで片付けができるのでしょうか?

引っ越しをするときの荷造りが変わるきっかけになるんです。

荷造りは「リセット」だと私は思っています。

私の場合は物が増えるし、捨てられないし、置きっぱなしのタイプです。

ただ、荷造りの時に物が多すぎて面倒になったんです。

しかも荷物が多ければ多いほど引っ越し代が高くなるので・・・

最初の引っ越しは業者に頼むことができず、結局友達に手伝ってもらって引っ越しをしました。

おかげで大量の荷物は持っていけないし、断捨離せざるを得ない状況になりました。

漫画も600冊ほど売り、服も何十着と売りに行きました。

そんなこんなで荷物を最小限にして一回目の引っ越しは無事に完了。

すると新しい部屋を汚したくなくなり、今まで全然できなかったお掃除が積極的にできるようになりました。


それから何度も引っ越しをしていますが、荷造りがめんどくさいのと引っ越し代を安く済ませたいので、引っ越しのたびに断捨離を繰り返しています。

今でも普段の掃除だと、ちょっと勿体ないとかいつか使えるかもしれないからって思ってしまってなかなか漫画や服は捨てることができません。

引っ越しとなると整理しないといけない状況に追い込まれるので、片付けをすることができます。

引っ越しの予定がある方は、きっかけにして断捨離してみてはいかがでしょうか?

新しい部屋になるということは、物の定位置を決める作業もセットになります。

これから引っ越しをする方は、散らからないベストな場所を意識しながら荷ほどきをしていくといいでしょう。

 

片付ける意識を向上させる方法

ここからは私が実践して効果があった「片付ける意識を向上させる方法」を紹介します。

それは、雑誌やネットで理想の部屋を探してマネすることです。

理想の部屋を探してみよう!

私は海外のオシャレな部屋を見るのが好きで、よくネットで調べています。

そんな自分が理想とする部屋に近づけたくて、模様替えをしたり部屋を片付けたりできるようになりました。

普段から模様替えの頻度が多く、その度に部屋を片付けるので部屋が散らかることは、ほとんどありません。

まったく同じようにするのは難しいので、100円ショップや200円ショップ、IKEAなどで見た目が近いものを探して部屋に置いています。

安くできる範囲で真似をするのが無理をせずに途中で投げ出してしまわないコツです。

部屋を片付けた後のイメージがわからなかったり、どんな部屋にしたいか考えてないのが片付けの最初の一歩が踏み出せない原因かもしれません。

片付けた後、どんな部屋にしたいのか?まずはネットや雑誌で理想の部屋探しをしてみましょう!

理想の部屋が見つかるとお部屋を片付けるきっかけになるかもしれません。

これは、引っ越しをするよりも手軽にできるのでオススメです。

まとめ

いかがでしたか?

片付けられない原因となる障害や片付けをするための解決方法まで、なるべくわかりやすく書きました。

理想の部屋を探して真似をするのは、私には効果絶大で友達にもオススメしている方法なので、ぜひ一度試してみてください!