「片付けたいのに身体が動かない」

頑張って片付けを始めたとしても、他に気がいってしまう。

こんな方は、ADHDかもしれません。
今回はADHDの人のよくある行動・特徴・解決法について紹介します。
物が散らかっていらいらしたり、片付けが苦手だと思っている人はぜひ見てくださいね。

ADHDの人のよくある行動

ここでは、ADHDの人のよくある行動について3つを紹介します。
行動がわかることで、周囲の人との関係が変化してきます。
自分の努力だけでは、解決できないことも知っておくことが必要になります。

  1. 物を出したまま
  2. 先延ばしにする
  3. どこに何を片付けるのかわからない

それでは、ひとつひとつ見ていきましょう。

①物を出したまま

片付けができる人は、物を出したときに問題なく元に戻すことができます。
しかし、ADHDの人は物を出したときに出しっぱなしにします。

なぜなら片付ける前に、ほかのことが気になって片付けを忘れてしまうからです。
たとえば食べた後に食器をキッチンに運ぼうとしたときに、気になるテレビ番組を見て夢中になったというケースです。

②先延ばしにする

ADHDの人は、やるべきことを先延ばしにするという傾向があります。
片付けようと思う気持ちはあっても、面倒になりスタートすることができません。
やることが多くなった時に、どこから手をつけていいかわからなくなって何もできなくなります。

③どこに何を片付けるかわからない

どこに何を片付けるかわからないのも、ADHDの人の行動です。
空間認知能力が欠けているので、整理整頓が苦手です。
物の配置場所に悩むので、物を積み上げたり乱雑になり溢れて散らかってしまいます。

必要な時に物がないと、とても不安になってしまいますよね。
散らかるだけでなく、踏んでけがをするとたいへんです。

ADHDの特徴

ここでは、ADHDの人の3つの特徴を紹介します。
1.不注意・・・集中力が持続しない
2.衝動性・・・待つことができない
3.多動性・・・落ち着きがない

3つの特徴ですが、人によって現れ方は違ってきますし混合型の人もいます。
日常のコミュニケーションが、うまくできないケースが多いです。

それでは、ひとつひとつ紹介します。

①不注意・・・集中力が持続しない

忘れ物やなくなったものが多く、学校や職場ではよく注意されます。
細かいことを考えることができないので、勘違いして失敗することもあるでしょう。
好きなことや興味があることには集中できても、ほかのことは集中できません

就職してからは、仕事にも影響が出てきて継続できない人も多いです。
社会生活がうまくいかないことで、自己肯定感がもてなくなります。

②衝動性・・・待つことができない

列に並んでも順番を待てないので、トラブルの原因になります。
待つことが苦手なので、相手の話をじっくり聞くことができません。
思ったことをすぐに口に出して、相手が話の途中でも話します。

自分思い通りにならなかったときや、願いがかなわないといらいらしてしまいます。
値段を考えないで買うこともあり、気持ちのコントロールが苦手です。

③多動性・・・落ち着きがない

興味がないことや退屈なときに、我慢することができません。
せっかちなので体を動かしたり、頭の中でいつも何かを考えています。

社会人の場合は、決められた時間に仕事をすることが難しくなります。
じっくりと計画をたてることが苦手なので、周囲の人が影響を受けるでしょう。

特徴を活かした片付けの解決法

ここではADHDの特徴を活かして、片付けの解決法5つを紹介します。
自分が無理なくできそうなことから、やってみましょう。
いままでやってだめだったからと考えないで、これならできると口に出してみてくださいね。

1.完璧にきれいにしなくてもいい
2.使ったらどこに戻すか決める
3.物を減らす
4.便利な収納グッズを使う
5.周囲に協力してもらう

それでは、ひとつひとつチェックしていきましょう。

①完璧にきれいにしなくてもいい

片付けができない人は、完璧にきれいにしたいと思っている人が多いです。
ADHDの人が完璧に片付けようと思うと、いろいろな場所が気になって動きます。
動きすぎると精神的に疲れてしまって、何もできなくなるでしょう。

最初は、見た目は悪くても物がぱっと取り出せればOKです。
アイテムを絞るか、エリアを決めることでスタートしやすくなるでしょう。

②使ったらどこに戻すか決める

ADHDの人は物を出して使った後に、どこに戻すかわからなくなることがあります。
このような場合は、棚や引き出しに絵やマークをつけておくとわかりやすいです。
自分が好きな、絵を書いてもいいでしょう。

大きな収納ケースの場合は、仕切りや小箱を利用します。
戻しにくい場所に収納するのは、面倒だと感じる人も多いです。
見た目がきれいよりも、自分にとって楽に戻しやすいことを考えることが大切です。

③物を減らす

片付ける場所を決めても、持ち物が多いと溢れてしまいます。
なので物を減らす工夫も、必要になってきます。
何か月も使わなかったものは、思い切って捨てるというルールを決めておくのもいいですよ。

捨てることは、もったいないなあと感じる人もいます。
もったいないと思う場合は、必要としてくれる友人に譲ってもいいでしょう。
メルカリやラクマを使えば、いらないものを売ることもできます。

④便利な収納グッズを使う

洋服をきちんとたんすに片付けることができないのも、ADHDの人に多い悩みです。
そのため、たんすを使わないでハンガーを使うと床に散らかりません。

下着と靴下は、専用のハンガーにかけて乾いたらランドリーボックスに入れます。
収納ケースを買う場合は、少し大きめのものを購入します。
ごみ箱も増やして、いらないものはすぐに捨てられるような環境を作りましょう。

⑤周囲に協力してもらう

ADHDの人が、最初から一人で片付けをしようと思うと挫折します。
なので、家族や信頼できる友人と一緒にやっていきましょう。
簡単なことを一緒にやるようすると、思ったよりスムーズに行動できます。

やり方がわかってきたら、徐々に手を放してもらいます。
家族の場合は、どうしても余計なことを話して失敗することもあるでしょう。
最近ではネットから、片付けの専門家に相談できます。

まとめ

今回は片付けができなくて悩んでいる人に、ADHDの行動や特徴・解決方法をお話しました。
ADHDの人は、最初から部屋を完璧にきれいにしようと思ってはいけません。
できることからスタートして、周囲の人に協力してもらいましょう。

また、どうしても片付けができない場合は片付け専門の業者に依頼する方法もあります。

当ブログでは優良な片付け業者を紹介していますので良ければ参考にしてください。

それでは。