引っ越しをする際、気持ちを一新するためにものを手放すという方は多いでしょう。
その不要となったものたちは皆さんどうしていますか?
そんな時に頼りたいのが不用品回収ですが、安心できて安く利用できる業者さんを選びたいものです。
きちんと見積りをとることで、自分に合った不用品回収業者を選ぶことができます。
今回は、見積りをとって安心な業者選びの方法や費用を抑えるコツ、騙されない知識などを解説します。
この記事の目次
不用品回収に見積もりは必要?
ポストに入っていた無料回収のチラシや、スピーカーで呼びかける業者に安易に不用品回収を依頼して、高額な回収費用を請求される被害が報告されています。
そんな被害に遭わないためにも、見積もりをとることは重要です。
なぜなら、見積書の中には不用品回収業者の情報がつまっているからです。
さらに複数の業者から見積もりをとり見比べることで、その業者の得意、不得意やサービスの種類などの違いが分かります。
あわせて自治体の回収費用やそれに関わる手間なども考え、納得のいく業者選びをしましょう。
見積もり前にすること
複数の業者に見積もりを依頼する前の準備として2つあります。
- 不用品の写真を撮る
- 不用品の数、サイズ、材質などを把握しておく
ひとつずつ、解説します。
不用品の写真を撮る
一度にたくさんの不用品回収を依頼するとき、写真を撮っておくと便利です。
見積もりは複数の業者からとるのが基本ですが、同時に見積もりを頼めるとは限らないので、写真を撮っておけば同じ条件での見積もりができます。
不用品の搬出する手間も料金に含まれるので、写真や場合によっては動画などがあると業者への説明もスムーズになります。
不用品の数、サイズ、材質などを把握しておく
不用品回収は品目ごとに料金が違い、搬出のしやすさ、経路などで料金が変わってくるので、しっかりと確認して見積もりを依頼しましょう。
違法な業者は別として、当日に追加料金がかかってしまう理由は、不用品の数、サイズなどを間違えたことによるものです。
見積もりを頼む方法
不用品の把握ができたら、見積もりを依頼します。
自治体の紹介する業者やウェブで検索して業者を複数ピックアップし、それぞれに見積もりをお願いしましょう。
見積もりを頼む方法は大きく3つあります。
- 電話
- メール
- ウェブ
依頼するときは住所、氏名、メールアドレス、不用品の数、サイズ、品目、日程などを伝えます。
見積もりに時間のかかる業者もいるので、余裕を持ってお願いしましょう。
ウェブでの見積もりは、入力すればおおよその結果がわかるので便利ですね。
見積もり書からわかること
見積もりをとるときは、次のことを確認しましょう。
- 見積もり料、見積もり後のキャンセル料がともに無料
- 明確な料金体系を提示できる
- 説明が分かりやすい
- 書面で提出してくれる
- 見積もり後の追加料金がかからない
ひとつずつ解説していきます。
1.見積もり料、見積もり後のキャンセル料がともに無料
見積もり、見積もり後のキャンセル料が無料なところは、安心して依頼できますね。
特に見積もりの後やキャンセルするとき、違法な業者だと高額なキャンセル料を請求してくることがあるので確認が必要です。
2.明確な料金体系を提示できる
不用品回収の料金は
基本料金+品目毎の回収料金+オプション料金
で成り立っています。
基本料金
基本料金は回収運送に関わる経費にあたります。相場としては3,000~5,000円です。
品目ごとの料金
不用品がなんであるかによって料金が決まっていることが一般的です。引っ越しなどでたくさんの不用品がたくさん出たときなどは、「積み放題」「軽トラ積み放題」などパック料金を設定している業者もあります。
オプション料金
オプション料金は、不用品回収のときにかかる手間に対する料金です。
具体的な手間としては以下のことがあげられます。
- 階段がある
- 吊りおろさないと出せないものがある
- エアコンの取り外してもらう
- パソコンデータの消去してもらう
- 時間の指定をする
このオプション料金は、ことに慎重にチェックしましょう。曖昧にしておくと追加料金が発生する原因となります。
3.説明が分かりやすい
見積書の内容で分からないことに、きちんとした説明ができる業者なら安心して依頼できます。
特にパック料金は、不用品の量などでトラックのサイズが変わったりしますので、条件などしっかり聞いておきたいですね。
4.書面で提出してくれる
書面で見積もりが出ていると、トラブルになったときに交渉しやすくなります。
口だけの説明では聞き逃したり勘違いしていたりして、当日こんなはずじゃなかったということになりかねません。
5.見積もり後の追加料金がかからない
当日になって、階段があるからとか作業員を増やしたからなどと言って高額な請求をしてくる違法な業者がいます。
こちらが正確な情報を出しているにもかかわらず、そのようなことを要求する業者に当たらないためにも、見積もり後の追加料金がかからないことを確認しておきましょう。
見積り依頼するときの注意点は?
きちんとした見積もりをしてもらうためにおさえておくポイントが4つあります。
この4つをおさえておくと安心です。
不用品の把握を正確に
不用品の把握を正確にしましょう。
業者にお願いするにも、自治体の料金と比べるにも、正確な数とサイズ、品目が分かっていないと見積もりが違ってしまいます。
品目ごとの料金が安いのか、パック料金にできるほどの量なのかなどの交渉に役立ちますし、追加料金請求されないためにも重要です。
業者のホームページをチェック
業者のホームページを見ることで、その会社を知ることができます。
チェックするポイントは2つです。
1.一般廃棄物収集運搬許可、古物商許可があるか
一般廃棄物収集運搬許可のある業者でないと不用品の回収はできません。
古物商許可は、不用品を買い取りする場合に必要です。
産業廃棄物収集運搬業の許可のみの業者では、家庭からの不用品を回収できないので注意しましょう。
うっかり依頼して不法投棄された場合、排出者(持ち主)の責任になってしまいます。
2.事業内容、過去の実績をみる
ホームページの事業内容や実績を確認しましょう。
信頼できる業者かどうかの目安になりますし、必要とする不用品回収ができるかどうかのも分かります。
見積もりは複数の業者に依頼
見積もりは複数の業者に依頼しましょう。
業者によってさまざまなサービスがあり、それぞれに特長があります。
買い取りサービスがある、近所なら安くなるなど、自分の状況に合ったサービスや料金の検討は費用を抑えるポイントです。
見積書を見比べて自分にとって必要なサービスをお得に選びましょう。
優良業者を選ぶコツ
不用品回収料金だけで業者を選ぶと、違法な業者かどうかわかりません。
優良な業者を選ぶコツが3つあります。
- 見積もりにすべての金額が入っている(追加料金が発生しない)
- 無料回収、異常に安い料金を設定している業者は避ける
- 自治体の委託、許可を得ている
この3つは必ず確認しましょう。
不用品回収業者に頼むメリットは
不用品回収は自治体はもちろんですが、引っ越し業者でも行っているところがあります。
それぞれのメリット・デメリットを比べて回収業者を決める目安にしましょう。
自治体と不用品回収業者のメリット・デメリット
自治体のメリット
- 料金が安い
- 適切な処分ができる
- 少量の不用品なら安く処分できる
デメリット
- 自分で運搬しなければならない
- 決められた日にちに回収される
- リサイクル券など購入しなければならない
- 品目が限られる
不用品回収業者のメリット
- スケジュールの相談ができる
- 運搬や分別などの手間が省ける
- 品目を選ばない、買い取りもできる
デメリット
- 料金が高い
- 業者を慎重に選ぶ必要がある
引っ越し業者と不用品回収業者のメリット・デメリット
引っ越しなど大量の不用品が出るとき、不用品を処分するサービスがある業者がいます。
不用品回収業者とどう違うのか、引っ越し業者と不用品回収業者のメリット、デメリットについて解説します。
引っ越し業者のメリット
- 引っ越しの当日に頼めるので手間がかからない
- スケジュールの調整がいらない
デメリット
- 引っ越し料金が高くなる
- 品目によっては引き取れないものがある
不用品回収業者のメリット
- 品目に関わらず回収できる
デメリット
- 見積もりをとるなどの準備に時間がかかる
不用品が少なければ、自治体の回収がお得ですね。
引っ越し業者は不用品回収の手間が省けますが、処分料が高かったり引き取れないものがあるので確認はしっかりしましょう。
スケジュールに余裕を持たせて検討できるなら、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
たくさんの不用品も一気に片付きますよ。
不用品回収の見積もりから作業までの流れ!!
不用品回収業者の主な手順は以下の通りです。
- 事前準備
- お問い合せ
- お見積り
- 回収・買取作業
- 清掃
- 作業終了・お支払い
依頼前にできることから作業までの流れまでを説明していきます。
事前準備
不用品回収業者に依頼する前に、自分である程度作業をしておけば費用を抑えることができます。
- 不用品を一箇所に集めておく(時間短縮)
- 不用品を分別・解体する(時間短縮)
- 不用品を一階に移動させる(階段料金無し)
もちろん無理はいけません。
自分のできる範囲内で不用品を移動させて一円でも安くしましょう。
お問い合わせ
電話・メール・ウェブ・LINEからオペレーターに見積りの依頼します。
お問い合わせの時に伝える内容は、氏名、住所、不用品の量・サイズ、見積り日です。
予め不用品の個数やサイズ感がはっきりしていると、よりスムーズに進みます。
その他、不用品回収についての困り事や相談なども受け付けています。
お見積り
作業員が実際に依頼人のお家に出向いて不用品回収にかかる料金を決めます。
お見積りは無料で行なっている業者が多く、業者は不用品の「量・サイズ・状態・重量」を見ます。
料金に不服がある場合、相談をして必ず納得する金額にしてもらうようにしましょう。
どうしてもそぐわない場合、キャンセルしても大丈夫です。
また、LINE見積りを行うところであれば不用品の写真を送るだけで大体の見積りをしてくれます。
回収・買取作業
回収当日は、担当作業員が一点ずつ確認しながら搬出作業を行います。
分別や解体などもしてくれるので、依頼人が動く必要はありません。
回収後、不用品の買取額を査定します。
事前に買取品をきれいにしておくと金額が上がるのでおすすめです。
作業費用から買取額を差し引きし、依頼人が支払う金額が算出されます。
清掃
不用品回収業者やプラン内容によって簡易清掃を行ってくれます。
主に、不用品があった場所や通ったところを箒や掃除機で簡単に掃除します。
オプションとしてハウスクリーニングをお願いしていれば、お家の清掃・脱臭・除菌まで取り入れてくれます。
作業終了・お支払い
作業終了後、作業内容に誤りがないか依頼人に確認をとります。
相違がなければそのままお支払いへと進みます。
お支払い方法は、現金・クレジットカード・スマホ決済があります。
お支払い完了後、依頼人へ挨拶をして無事終了です。
不用品回収の費用を抑えるポイント5つ
不用品回収の費用を抑えるポイントは5つあります。
- 引っ越しシーズンは避ける
- 相見積もりをとって値引き交渉をする
- 買い取りサービスのある業者を選ぶ
- 不用品を分別する、一階に集める
- 不用品を売ったり譲ったりして減らす
順番に解説していきます。
1.引っ越しシーズンは避ける
3月下旬~4月上旬は引っ越しが多くなりますね。
不用品を処分する人が増えるので、割高な料金設定になっています。
引っ越しシーズンは、他のシーズンに比べて10万ほどの差が出ることもあります。
どうしてもその時期に引っ越しがあり、不用品が大量に出るならば3月の中旬ごろまでに処分するなどで、費用を抑えることができます。
2.相見積もりをとって値引き交渉する
複数の業者に見積もりをとりましょう。
料金はもちろん、サービスの内容の比較ができるので業者を決めた後で「○○さんは△△円だけど、安くならない?」などの交渉のカードとして使えます。
場合によっては値引きしてくれることもあるので、試してみるのもいいでしょう。
3.買い取りサービスのある業者を選ぶ
不用品の回収だけでなく、状態のよい電化製品や美術品など買い取りサービスのある業者なら、料金から差し引いてもらえます。
もったいないなと思うような不用品があるなら、買い取りサービスのある業者に依頼しましょう。
4.不用品を分別する、不用品を一階に集める
不用品回収の費用を抑えるには、不用品を分別しておきましょう。
分別する手間が省けることで、割り引いてくれることも!
料金設定に、分別してあれば○%値引きなどのサービスがあるところもあります。
また、一戸建てなら一階に集めておくことでオプション料金を節約できるので、当日の作業を減らす工夫は大事ですね。
5.不用品を売る、譲る
不用品そのものを減らす方法です。
状態の良い物なら売ることも考えましょう。
- リサイクルショップに売る
- ネットオークションに出す
- フリマアプリで売る
ただし、ネットオークションやフリマアプリは売れるのに時間がかかるので、事前のスケジュールに余裕を持たせることが大切です。
不用品回収の料金相場を知っておこう!
不用品を回収してもらうにあたり、自治体、不用品回収業者、引っ越し業者、それぞれの料金相場を知っておきたいところです。
品目によって料金を算出しているので参考にしてみてください。
また、不用品回収業者の特徴である「積み放題プラン」の料金相場もご紹介します。
自治体の料金相場
自治体は3つの中で一番安価で回収を依頼することができます。
電話の申し込みで来てもらうケース・処理券を購入するケースなど各自治体によって回収方法は異なります。
しかし、「家電リサイクル法」や「パソコンリサイクル法」の対象となる品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、パソコン)、運搬が困難なものに関しては回収してもらえません。
どうしても引き取ってほしい場合は、「家電リサイクル受付センター」に連絡するか「家電リサイクル券」を発行し指定回収場所へ運搬または運送を依頼する必要があります。
家電(家電リサイクル料金)
- テレビ・・・ブラウン管 1,300〜2,000円、液晶 1,800〜3,000円
- 冷蔵庫・・・3,700〜5,000円
- 洗濯機・乾燥機・・・2,500〜3,000円
- エアコン・・・900〜1,500円
- パソコン・・・要相談
- アイロン・・・100〜500円
家具
- ベッド・・・1,000〜2,000円
- 布団・毛布・・・500〜1,000円
- ソファ・・・500〜1,800円
- タンス・クローゼット・・・2,000〜3,000円
- 椅子・・・500〜1,000円
- テーブル・・・1,000〜2,000円
- 扇風機・・・500円前後
その他
- 自転車・・・500〜700円
- 楽器・・・500〜1,000円
- スポーツ器具・・・500〜1,000円
不用品回収業者の料金相場
不用品回収業者の料金の仕組みは「基本料金+品目別料金」です。
業者は料金が高額なのが難点ですが、自治体では回収不可なものでも取り扱っています。
また、自宅になる大量にある不用品を一気に搬出してくれます。
家電
- テレビ・・・ブラウン管 2,000〜5,000円、液晶 2,500〜5,000円
- 冷蔵庫・・・170L未満 5,000〜8,000円、170L以上 8,000〜10,000円
- 洗濯機・乾燥機・・・3,000〜6,000円
- エアコン・・・5,000〜10,000円
- パソコン・・・ディスクトップパソコン 1,000〜5,000円、ノートパソコン 500〜1,000円
- アイロン・・・500円〜1,000円
家具
- ベッド・・・3,000円〜(大きさにより変動)
- 布団・毛布・・・500円〜2,000円
- ソファ・・・5,000円〜(大きさにより変動)
- タンス・クローゼット・・・5,000円〜(大きさにより変動)
- 椅子・・・1,000〜3,000円
- テーブル・・・2,000円〜3,000円
- 扇風機・・・500〜1,000円
その他
- 自転車・・・500〜2,000円
- 楽器・・・500〜1,000円
- スポーツ用品・・・1,000〜3,000円
引っ越し業者の料金相場
不用品回収業者の他に、引っ越し業者でも不用品を回収してもらえます。
引っ越しの際に出た不用品をそのまま回収してくれて便利です。
ですが、引っ越し業者は引っ越しがメインなので全部の引っ越し業者が不用品を回収するとは限りません。
事前に確認する必要があります。
家電
- テレビ・・・3,800〜8,000円
- 冷蔵庫・・・6,000〜11,000円
- 洗濯機・乾燥機・・・5,000〜7,000円
- エアコン・・・要相談
- パソコン・・・要相談
- アイロン・・・500〜1,000円
家具
- ベッド・・・要相談
- 布団・毛布・・・要相談
- ソファ・・・2,500円〜(大きさにより変動)
- タンス・クローゼット・・・要相談
- 椅子・・・2,000〜3,000円
- テーブル・・・3,000〜4,000円
- 扇風機・・・1,000〜2,000円
その他
- 自転車・・・要相談
- 楽器・・・要相談
- スポーツ器具・・・要相談
積み放題プランの料金相場
不用品回収業者のサービスとして「積み放題プラン」があります。
不用品をトラックに入るだけ入れることができるので、大量にものがある人におすすめです。
- 軽トラプラン・・・9,500〜20,000円
- 1.5tトラックプラン・・・29,000〜35,000円
- 2tトラックプラン・・・33,000〜50,000円
- 4tトラックプラン・・・60,000円〜要見積り
自治体、不用品回収業者、引っ越し業者のそれぞれに大きな特徴があります。
自分に合うところを選んで回収してもらいましょう。
見積もりの段階で違法業者を見分けるには
違法な業者は早めに気付きたいですよね。ここでは、見積もりするときの違法業者にありがちな特徴をあげていきます。
見積もり書のワナを見つける
・異常に安い料金
他の業者に比べて異常に安い見積もりをする業者は注意が必要です。
オプション料金に当たる部分が入っていなかったり、曖昧にしていたりで安くなっている可能性があります。
知らずに不用品回収を依頼して、当日に高額な追加料金をとられる被害が報告されています。
オプション料金の確認は重要です。
搬出経路、マンションの階、エレベーターなどの状況で変わってきますので正確に現場を把握してもらっているか確認しましょう。
・別料金がある
見積書の中に細かな字で別料金の記載があることがあります。見逃しがちなところに書いてあるようなら要注意です。
具体的な説明がない場合、当日の追加料金を請求する口実に使われる可能性があります。
見積もり料、キャンセル料
見積もりをとったけれど回収を依頼しないとなったとたんに、高額なキャンセル料を請求する業者がいます。
そのような業者に当たらないために、見積もり後のキャンセル料がかからない業者かどうか確認しましょう。
また、現地に行って作業してみないと分からないという業者も、高額な料金を請求される可能性が高いので避けた方が無難です。
もし被害にあったらどうすればいい?
いくつか優良な業者の見分け方を解説しましたが、万が一高額な料金を請求された場合の対処法を解説します。
消費者センターに相談する
見積書にない高額な追加料金を請求されたときや、トラックの台数が違う、作業員の数が水増しされているなど不審な点があれば、消費者センターに相談することを伝えましょう。
業者の高圧的な勢いに押されてその場で支払わないことも大切です。
口座に振り込むからと言って消費者センターに相談する時間を稼ぐ、きちんとした領収書をもらうなどすることで、消費者センターでの相談をスムーズに運ぶことができます。
まとめ
不用品回収はどんな不用品がどれくらいあるのかによって自治体がいいのか、引っ越し業者がいいのか、不用品回収業者がいいのかを選びましょう。
見積もりをとるポイント5つ
- 不用品の把握をする(何がどれくらいあるか)
- 複数の業者の見積もりをとる
- 説明が分かりやすく、見積もりの金額も分かりやすい
- 見積もり料、キャンセル料が無料なのか確認する
- オプション料金をチェックする
費用を抑えるポイント5つ
- 引っ越しシーズンは避ける
- 相見積もりをとって値引き交渉をする
- 買い取りサービスのある業者を選ぶ
- 不用品を分別する、一階に集める
- 不用品を売ったり譲ったりして減らす
余裕のないスケジュールでは、業者を見分ける時間がとりにくく納得できる回収ができなくなります。
不用品回収は余裕のあるスケジュールを立ててから始めましょう。