自分の家や部屋がゴミ屋敷で困っている方。
引越しを考えるとき「そもそも引越しできるの?」という不安を覚えたことはありませんか?
今回は、ゴミ屋敷の引越しについてご紹介したいと思います。
費用やポイントについて詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧下さい。
この記事の目次
ゴミ屋敷だけど引越ししたい!解決法はあるの?
ここでは、ゴミ屋敷の住人の引越しの解決法についてご紹介します。
ゴミ屋敷を自分で片付けて、一般的な引越し業者に依頼
ゴミ屋敷に住んでいても引越ししたいと思った場合にも解決法としては、「ゴミ屋敷を自分で片付け、一般的な引越し業者に依頼する」という方法があります。
これは、ゴミ屋敷であることを自身で認識していて、本人に片付けを行う意志や精神疾患を患っていない場合など、自分で片付けを行うことができるからです。
例えば、ゴミ屋敷に住んでいることを異常なことだと判断できる人は、自力で片付けを行うことができます。
その後、自分で一般的な引越し業者に依頼し、引越しを行うことができます。
このように、自力で片付けができるという精神状態であり、かつ、ゴミの量が片付けられる量であれば、片付けを行った後に引越し業者に依頼することができると言えるでしょう。
便利屋に片付けを手伝ってもらって、一般的な引越し業者に依頼
ゴミ屋敷に住んでいても引越しを検討しているという人もいるでしょう。
その場合の解決策としては、便利屋に片付けを手伝ってもらい、その後一般的な引越業者に依頼するという方法があります。
これは、便利屋に依頼することで専門業者よりも安く片付けをすることができる可能性があるからです。
例えば、便利屋に片付けを手伝ってもらい、不要なものを処分してもらえた方が、引越し業者へ依頼する際は荷物が少なくなっているため、費用も幾分安くなるでしょう。
このように、ゴミ屋敷に住んでいながら引越しを検討している場合は、安価な価格で便利屋を上手に活用しながらも、一般的な引越し業者に依頼することで、引越し費用もコストダウンさせることができるでしょう。
片付け業者は片付けと引越しを一度に行なってくれる場合も
ゴミ屋敷に住んでいながらも引越しを検討しているという場合は、片付け業者に依頼することで、引越し作業を一度に行ってくれることもあります。
これは、依頼する側にとって、複数箇所に片付けや引越しを依頼しなくてもすむこと、また、費用を安価に抑えることができるからです。
例えば、片付け業者と引越し業者が別々の場合は、それだけコストもかかってしまうでしょう。
そしてゴミがどれほどの量であるかによってゴミ屋敷の片付け費用が決まることもあれば、1時間あたりの作業によって片付け費用が決まることもあるなど、それぞれの業者で費用の内訳が異なるでしょう。
このように、片付けと引越しを一度に行ってくれる、そして少しでも安く、信頼おける業者を選ぶことが大切です。
ゴミ屋敷の引越しでかかる費用
では、ゴミ屋敷の引越しにかかる費用の内訳についてみていきましょう。
ゴミを回収してもらう費用
ゴミ屋敷の引越しでかかる費用として、自力で片付けを行い、ゴミを回収してもらう費用の方がコストカットすることができると言えます。
これは、自力で片付けを行う方が片付け業者に依頼する、あるいは引越し業者に依頼するよりもゴミを回収してもらう費用を安く抑えることができるからです。
例えば、大型のものを片付けるとなればある程度の人員配置が必要となります。
しかし、小さなゴミをいくつも片付ける場合は、何も業者に依頼しなくても自分で片付けることができますね。
このように、自力で片付けを行う際は、ゴミの量によって多大な労力が必要になることもありますが、片付け業者を利用しないことで10~20万円もの費用を抑えることができる可能性があります。
ゴミ屋敷片付け業者に依頼する費用
ゴミ屋敷の引越しでかかる費用としては、ゴミ屋敷片付け業者に依頼する場合に必要となります。
これは、あなたが自力で片付けを行うべきか、また、業者に依頼すべきか迷っていることが考えられます。
例えば、ゴミがあまりに散乱した部屋の片付けを自力で行えば、相応の時間を要することになるでしょう。
また、水回りが完全に機能していない場合は掃除を行うことすらできません。
さらには仕事が多忙なために時間がなく、片付けを行うことができないなど、様々な理由があるでしょう。
このように、人によってゴミ屋敷の片付けを行うことができない理由があるため、もしも自力でゴミ屋敷の片付けを行うことができないと判断した場合は、すぐにゴミ屋敷片付け業者に依頼するようにしてください。
しかし、ゴミ屋敷片付け業者に依頼すると、ゴミの量によってその費用も異なり、相場費用としては15~50万円ほどの費用がかかると思っておいてくださいね。
一般的な引越し費用
ゴミ屋敷の引越しの際、もちろん一般的な引越し費用もかかります。
引越しの費用は引越しをする時期や、引越し元の階数などによって料金が変わりますので、直接引越し業者に問い合わせてみると良いでしょう。
また、引越し費用に関しても、業者によって料金の差がありますので、相見積もりをしてそれぞれの料金を比較するのもおすすめです。
ゴミ屋敷の片付け料金相場
ここでは、ゴミ屋敷の片付け料金 相場をご紹介します。
1R/1K
ゴミ屋敷の引越しでかかる費用のうち、片付け料金の相場を部屋の広さに応じてご紹介していきます。
ゴミ屋敷片付け業者に依頼した際の費用の相場で、1Rや1Kの間取りの片付け費用はいくらくらいになるかご存知ですか?
1R、1Kの間取りの場合、作業人数は1~2名で30,000~80,000円の片付け費用がかかります。
これには片付けを行う人の人件費、車両費、ゴミ処分費が含まれています。
そのため、一般的な引越しと比較しても少し高く思うかもしれません。
また、たとえ1Rであってもゴミの量が膨大であれば、それだけ相場費用も高くなる可能性があります。
このように、ゴミ屋敷片付け業者に片付けを依頼した場合、部屋の広さが1R、1Kの場合は約30,000~80,000円を目安とておいてください。
1LDK
ゴミ屋敷の間取りが1LDKの場合、ゴミ屋敷片付け業者へ依頼すると、どのくらいの費用が掛かるかご存知ですか?
これは、ゴミがどれくらいの量に達しているかによって、その相場費用も異なります。
一般的な1LDKのゴミ屋敷を片付ける費用は、作業人数を2~3名配置して70,000~200,000円となります。
例えば、ゴミ屋敷の中に想像以上にゴミが溜め込んであれば、それは相場費用から大きくはずれ、追加料金を加算されることになるでしょう。
このように、ゴミ屋敷片付け業者へ依頼すると、スムーズな作業が進み、すっきりときれいな家に戻すことができますが、それ以上に多大な費用が嵩んでしまうことになることを理解しておかなければなりません。
しかし、大きな出費が嵩むことを防ぐためにも、普段から片付けの習慣を身に付け、「ゴミは捨てる」ということを癖付けしておくようにしましょう。
2LDK
2LDKの広さを持つゴミ屋敷を片付け業者に片付けを依頼すると、これまでとは異なり、部屋数が増えることで相場費用が高くなる傾向にあります。
これは、部屋数の分だけゴミの量が膨大になっていることが予想されるからです。
例えば、部屋が増えるごとに各部屋に天井にまで達するようなゴミの山があった場合、すべての部屋の片付けを終えるには相当な労力も必要になるでしょう。
実際の片付け費用は、2LDKの間取りで作業人数を3~6名配置して120,000~300,000円となります。
このように、ゴミ屋敷片付け業者に依頼する場合は、部屋数だけではなく、部屋の広さが広くなればなるほどゴミの量も増え、片付け費用の相場が高額となってしまうことが予想されます。
また、エレベーターを使用できるか否かによっても料金が異なるため、まずは一度、ゴミ屋敷片付け業者に見積依頼を行うと良いでしょう。
3LDK
3LDKの広さのゴミ屋敷となれば、それだけ部屋数が多くなっているため、各部屋がゴミで埋め尽くされていたら、それは相場費用から大きく外れ、高額な片付け費用が必要になると思っておいてください。
3LDKの間取りの場合、作業人数は4〜8名で170,000〜500,000円となります。
例えば、ゴミが床一面に留まらずに天井高くまで達していた場合は、それだけで相場費用ではおさまらなくなってしまうでしょう。
さらにゴミの量があまりに膨大で作業人員を多く配置しなければならなくなるかもしれません。
そうなれば、その分の人件費用が加算されることになるでしょう。
また、ゴミ屋敷がマンションの一室であれば、ゴミを運び出すためにエレベーターの使用ができない場合などは高額な片付け費用になると言えます。
このように、ゴミ屋敷片付け業者に依頼する場合は、部屋数が多く、広くなればなるほど相場費用が高額になることが分かります。
引越しの料金相場
ここでは、引越しの料金相場についてご紹介します。
これは、ゴミ屋敷の片付け費用ではなく、ゴミがなく通常の引越しに適用される費用のため、ゴミ屋敷の片付けと比較すると安く感じるかもしれません。
例えば、一般的な引越しであれば、家の中の生活に必要となるものを運び出し、移動させる作業ですみますが、ゴミ屋敷のゴミを片付ける、処分するとなれば、引越し以前の費用が別途必要になります。
それがない分、一般的な引越しは、価格的にもリーズナブルな相場費用だと言えるでしょう。
このように、一般的な引越し費用は、ゴミを片付けてから引越し業者に依頼するため、その分の費用が掛からない相場費用となります。
1R/1K
引越しを行う際、部屋の間取りによって引越し費用の料金相場が異なることをご存知ですか?
これは、部屋の広さによってそこに配置される家具など、その他必要な物の量が限られるためです。
また、必要費用は通常期と繁忙期とでは引越し費用の相場も異なります。
では、1Rや1Kの場合の引越し費用がいくらくらいの相場となるか見てみましょう。
1Rや1Kの場合、引越し先の距離が100km以内の場合は15,000~60,000円~500km県内の場合は40,000~100,000円となり、200km、300km、400kmと距離に応じて引越し費用の相場が異なります。
このように、引越し費用いついては、部屋の広さや引越し先までの移動距離によって料金相場が異なるということが分かります。
1LDK
引越しを行う間取りが1LDKである場合、引越し先の距離が100km以内の場合は20,000~80,000円~500km以内の場合は40,000~120,000円が相場費用となります。
例えば、部屋の広さと荷物の量は比例すると言われていますが、1LDKであればまだ単身者が生活しているスペースのため、さほど多くの荷物は少ない傾向です。
とは言え、マンションにエレベーターの設置がない場合の引越しは、荷物を階段で運び出さなくてはならない分、それだけの費用が追加されることもあるでしょう。
このように、引越しを行う際は、部屋の広さと荷物の量、引越し先までの移動距離などを算出し、費用を計算することになります。
一度、引越し業者への見積りを依頼すると良いですね。
2LDK
引越しを行う間取りが2LDKの場合、引越し先の距離が100km以内の場合は30,000~90,000円~500km以内の場合は70,000~150,000円が相場費用となります。
例えば、2LDKであっても、部屋の中、収納などに膨大な量の荷物がある場合、引越しのための見積り依頼を行った段階で相場費用から大きく外れてしまうこともあるでしょう。
また、引越しシーズンとなる繁忙期に依頼することで、予算よりも高額な引越し作業になることもあります。
このように、引越しを行う間取りが2LDKであっても、荷物の量によって、また、引越し時期によっても費用が異なるということを理解しておいてくださいね。
3LDK
引越しを行う間取りが3LDKの場合、引越し先の距離が100km以内の場合は40,000~120,000円~500km以内の場合は100,000~200,000円が相場費用となります。
例えば、3LDKになると部屋数も1LDKや2LDKよりも多くなるため、それだけ荷物の量も必然的に増えます。
増えた分だけトラックの大きさも大きくなり、費用も嵩むことになるでしょう。
また、引越しの際、マンションなどではエレベーターを使用できるか否かによって相場費用を大きく外れることもあります。
このように引越しを行う間取りが3LDKでも、エレベーターを使用できるかどうかなどによっても大きく相場費用が異なることもあるため、事前に引越し業者へ見積り依頼を行うようにしましょう。
ゴミ屋敷だった家の退去時にかかる費用
つづいて、ゴミ屋敷だった家の退去時にかかる費用の相場について解説します。
1R/1K
ゴミ屋敷だった家の退去時にかかる費用は、間取りによって料金が大きく異なります。
それは通常の汚部屋の片付けや引越し時と同じで、間取りが大きくなれば、その分作業量が格段に多くなるからです。
作業量が増えれば人員がより必要になるのも、他の作業時と同じですよね。
では1Rや1Kのゴミ屋敷の場合、退去時にどれくらいの費用がかかるか見ていきましょう。
1Rや1Kのゴミ屋敷の場合、退去時にかかる費用の目安は20,000円~130,000円と、かなり幅があります。
その理由として一番大きいのは、前述したように、ゴミ屋敷の程度によって金額の差が生まれるためです。
また、賃貸住宅のアパートなどから退去する場合、ハウスクリーニング等の費用が嵩むことも、要因の一つになります。
部屋の間取りが少なくても、予想以上の出費に繋がりかねないゴミ屋敷の退去費用。
早めの対策を心掛けましょう。
1LDK
1LDKのゴミ屋敷の退去時の費用は、80,000円~280,000円です。
ゴミの堆積が少なめなら(1m未満)、1.5tトラック一台程度で済み、料金も150,000前後で収まることも多いでしょう。
ただし、ゴミの堆積が多めなら(1m以上)、例えば2tトラックを1台半など、かなり大掛かりな作業が必要です。
こうなってくると、費用も250,000円前後まで跳ね上がります。
特に1LDKのゴミ屋敷はLDK部分(リビング・ダイニング・キッチン)にゴミが溜まりやすいため、自然と生ゴミやコンビニ弁当のケースなどの生活ゴミが放置されがちです。
近隣な方へ被害が出ていると、さらなる費用が発生する場合もありますので、早めに業者に依頼することが大切になります。
2LDK
2LDKのゴミ屋敷の退去時にかかる費用の目安は、最低でも100,000円以上、場合によっては450,000円以上の高額の費用が発生します。
仮に人の背丈以上のゴミが溜まっているなら、450,000円を超えることも珍しくありません。
また、ゴミ回収の際に必要なハウスクリーニングの費用も、通常の料金よりも50,000円程高くなるでしょう。
1LDKに比べ部屋が広いのでゴミは溜まりにくいですが、面積が広い分、一度ゴミ屋敷になると被害が甚大になるので、注意が必要です。
3LDK
3LDKの間取りになると、ゴミ屋敷の退去時にかかる費用の目安は170,000円~500,000円です。
ただし、上記はあくまで目安。3LDKの広さになると、予想外の出費に繫がることも想定しておいた方がいいでしょう。
なぜなら、3LDKは3~4人家族が十分に暮らせるだけの広さを備えた間取りだからです。
単純計算でも、1人暮らし用の部屋の間取りと比べても3倍以上になります。
例えば作業時間一つとっても、今までは5時間以内で済んでいたものが、場合によっては10時間を超えてくるでしょう。
時間が増えれば作業量は増え、必然的に必要なスタッフの人数、トラックの規模や台数も増加していくため、高額になります。
人件費のみで100,000円を超えたり、ゴミ屋敷の状態があまりにひどければ、2tトラックを4台以上使用したケースもあります。
そうなると、ゴミ屋敷の退去費用は500,000円を上回りかねません。
3LDKのゴミ屋敷の退去にあたり業者に依頼する際は、相見積もりをするなど、より慎重に業者選びをすることが、費用を抑えるコツです。
ゴミ屋敷を引越しする際の注意点
ゴミ屋敷を引越しする際の注意点は以下の3つです。
- 自分で対処可能なゴミの量かを確認する
- 特殊な清掃が必要かどうかの確認
- 二度とゴミ屋敷を繰り返さない
自分で対処可能なゴミの量かを確認する
ゴミ屋敷の片付け業者に依頼する前に、自分で対処可能なゴミの量・質なのか、確認しておきましょう。
自ら片付けを行えば、その分費用も安く済みますし、自分にしかわからない大切な思い出の品が出てくるかもしれません。
ただし、自分で処理するのが難しいと思ったなら、潔く業者に依頼することをおすすめします。
特にゴミ屋敷は作業が後回しになればなるほど状態が悪化するので、自分でやろうとすることで、かえって多額の費用が必要になるケースが非常に多いからです。
専門の片付け業者は知識や技術、資格を有したプロですから、一般ごみと可燃ごみの分別や、粗大ゴミの処分方法、ハウスクリーニングまで、きちんと業者選びさえすれば適切・迅速に処理してくれます。
「プロの技を見るいい機会」くらいの気軽な気持ちで、まずは業者への相談から始めてみましょう。
特殊な清掃が必要かどうかの確認
特殊な清掃が必要かどうかも、可能であれば確認しておきましょう。
害虫駆除や特殊サービスは、別途料金となるため、その必要性の有無で、業者選びにも影響してくるからです。
仮に自分で判断がつかない場合でも、ある程度の部屋の状態は、見積もりの際に業者に伝えられるように把握しておくことが大切です。
例えば、不要なサービスを頼んでしまい費用が高額になるなんてことも防げますし、業者選びの判断材料にもなります。
また、見積もりの際の業者の方とのやり取りもスムーズに、そして値段交渉も有利に進めることができるでしょう。
二度とゴミ屋敷を繰り返さない
ゴミ屋敷を引越しする際は「もう二度とゴミ屋敷を繰り返さない」と心に誓いましょう。
引越しは、新しい生活環境のなかで、新しい習慣を身に付けるチャンスです。
人は「汚い環境」にも慣れることができますが、逆に「綺麗な環境」にも慣れる生き物なので、心構えさえしっかり持って入れば、きっとゴミ屋敷を繰り返すことには繋がらりません。
ゴミ屋敷にならなければ、引越し時の不要な出費も発生しませんので、快適な生活を送るためにも、ゴミ屋敷ときっぱりと決別する意思を持つことが大切です。
まずは自分ができることから初めてみよう!
ゴミ屋敷から引越しをする際、費用を安く抑えるためにも、自分ができることから始めてみましょう!
もし思いつかない場合は、以下の3つを参考にしてみてください。
- ゴミや不良品の量を減らしておく
- 部屋の状態を確認しておく
- できるだけ早く業者に頼む
それでは順に解説します。
①ゴミや不良品の量を減らしておく
ゴミ屋敷から引越す際、費用を安く押さえたいなら、ゴミや不良品の量を減らしておくのが基本になります。
単純に物量が少なくなれば、業者の作業量が減少するため、費用が安くなるからです。
このとき注意したいのが、完璧にしようとしないことです。
完璧にしようとすると、ゴミ屋敷の現状にげんなりしてしまい、全くやる気が起こらない最悪な状況に陥りかねません。
そこでおすすめなのは、業者に伝えている部屋の惨状より少しだけ良い状態に仕上げようとすること。
つまり先に業者に片付けの依頼を済ませてから、部屋の片づけをするのです。
そうすれば、業者に妙な引け目を感じる必要もなくなりますし、その分料金もかからなくなるので、依頼者としては一石二鳥と言えます。
また、自分で部屋の片づけをすることで、引越し後の片付けの習慣化にも繋がりますよ。
②部屋の状態を確認しておく
部屋の状態を確認しておくことは、あるいはゴミの量を減らしておくこと以上に大切と言えます。
なぜなら、部屋の正確な現状を知っていれば、適切な業者選びができ、業者との話し合いもスムーズに進めることができるからです。
単純に「ゴミ屋敷」と言っても、「特殊清掃」や「害虫駆除」の有無によっても最適な業者は違ってきます。
仮に価値のある不用品が多くゴミの中に紛れているなら、買い取りに強い業者を選ぶ必要があります。
作業の規模が大きくなるほど、業者選びにより費用の差額も広がるので、ゴミ屋敷の現状把握はしっかりと行いましょう。
③できるだけ早く業者に頼む
色々と述べてきましたが、一番大切なことはさっさと業者に依頼してしまうことです。
もちろん引越し業者の繁忙期や、不用品回収業者の業務内容など、最低限の条件はクリアしておくことは大切です。
ただし、ゴミ屋敷は結局、放置すればするほど状態が悪化し、費用が嵩むケースがほとんどと言えます。
自分で片付けをする大切さを説明した時と同じ理屈ですが、業者選びも完璧を求める必要はありません。
完璧な業者選びには、「スピーディーな業者選び」も含まれていることを念頭に置いておきましょう。
最適な業者を選ぶのに手間取り、本来なら1.5tトラックで済んだゴミの量が、2tトラックが必要な量にまで膨れ上がっては本末転倒だからです。
まとめ
今回はゴミ屋敷の引越しについてご紹介しました。
ゴミ屋敷の引越しの際の費用は、物量が増えるほど嵩むもの。
完璧を求めず、自分のできる範囲で片付けを行い、後はプロの業者に任せてしまうのが費用を安く済ませる一番のコツです。
ゴミ屋敷からの引越しを検討される際は、本記事をぜひ参考にしてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。