遺品整理を業者に依頼するとき、少しでも高く買い取ってもらえたらありがたいですよね。
実は、遺品を買い取って料金から引いてくれる業者もたくさんあるのです。
そこで今回は、遺品整理の買取のコツについてご紹介します。
お得な情報も紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の目次
遺品整理の不用品を買い取ってくれる業者
ここでは、遺品整理で出た不用品を買い取ってくれる業者についてご紹介します。
遺品整理業者
故人の遺品整理を行い、不用品の買取を行ってくれる業者が遺品整理業者です。
遺品整理によって出てきた遺品のうち、処分すべきものの中には買取対象となる品があった場合、買取査定してもらえるため、遺族にとって他の買取業者へ依頼する手間が省けるなどとても便利に利用できます。
例えば、遺品整理業者が遺品の整理から片付け、不用品の買取、処分、必要であればハウスクリーニングまですべてを行ってくれるなら、依頼者にとってそれほど楽なことはありません。
特に故人宅から遠方に住んでいる場合は、別々の業者へ依頼することでさらに時間と労力が必要となってしまいます。
このように、遺品整理によって出た不用品の回答を行ってくれるのが遺品整理業者であることがわかります。
不用品回収業者
遺品整理の不用品の買取を行ってくれる業者には、不用品回収業者があります。
これは、故人が残した遺品の中で買取可能なものがあれば、それらを買取してもらえます。
例えば、不用品回収業者であっても、古物商許可証を得ている業者であれば、故人の遺品の中で買取査定可能なものについては買取を行い、依頼者はその費用を遺品整理費用に充当させることもできます。
また、不用品回収業者は、大型のゴミの処分も行ってくれるため、故人の遺品整理を行う際は、不用品回収業者へ依頼するのも良いでしょう。
このように、故人の遺品整理によって出てきた不用品は、不用品回収業者が買取を行ってくれるため、依頼の際は事前に問い合わせしておくようにしましょう。
リサイクル業者
遺品整理の不用品の買取を行ってくれる業者には、リサイクル業者があります。
これは、故人の遺品の中に、大型家具や家電など、リサイクル可能なものは、適切にリサイクル品として買取・処分を行ってくれます。
例えば、食器棚やたんすなどの大型家具、また、エアコンや冷蔵庫、洗濯機などの大型家電、あるいは小型家電の中でも新品未使用品などについては、リサイクル業者が不用品買取を行ってくれることも。
このように、故人の遺品整理を行う際は、大型家具や家電が遺品として目立つ場合は、後に複数の業者へ依頼しなければならないことを考慮すると、最初からリサイクル業者へ依頼し、整理・片付け、リサイクルを一貫して依頼することをおすすめします。
便利屋
遺品整理の不用品の買取を行ってくれる業者には、便利屋があります。
この便利屋を利用するのは、すでに故人の遺品をある程度分別や仕分けができていて、あとは不用品として処分するという状態であった場合は、低価格での遺品整理を行うことができる便利屋を利用するのがコスト削減につながるためです。
例えば、故人の自宅にある遺品を、残された家族が総出となりある程度の片付けをすべて終えているという場合は、大型家具や家電、不用品を処分するだけの状態。
その状態からあえて遺品整理業者へ依頼するとなると、便利屋を利用する以上に費用が嵩むことはお分かりいただけるでしょう。
このように、遺品整理の不用品の買取を行ってくれる業者には便利屋もあるため、遺品整理の状況によって、業者を選ぶようにしてくださいね。
遺品整理で高価買取をしてもらうためのコツ!
ここでは、遺品整理で高価買取をしてもらうためのコツをご紹介していきます。
家電は説明書も取っておく
遺品整理で高価買取をしてもらうためには、家電製品の場合は必ず最初に付属していた取扱説明書を大切に保管しておきましょう。
例えば、家電の中でも加湿器や除湿器、冷蔵庫やテレビなど、様々なものがありますね。
これらの家電が家の中で新品未使用品の状態、あるいは使用年数が経過しておらず、まだ新しい状態のまま残っていることもあるでしょう。
この時、家電製品を高価買取してもらうためには、これらの家電製品の取扱説明書があることで、買取査定額が大幅にアップすると言えるでしょう。
このように、遺品整理を行う際に家電を高価買取してもらうためには、購入当初に付属していた取扱説明書は必ず大切に保管しておくことをおすすめします。
ブランド品などは事前に綺麗にしておく
遺品整理で高価買取をしてもらうためには、故人が愛用していたブランド品、また、貴金属については買取対象となり得る可能性が高いため、買取してもらえるまで、きれいな状態で保管しておくようにしましょう。
例えば、ブランド品は数十年サイクルで再びブレイクするようなデザインがある、あるいは古くから定番かつ人気の形状があるため、不動の人気を誇るブランドもあります。
また、昔から人気の高い根強いブランドも存在します。
また、最も高価買取の対象となるものは、デザインに流行のないもの、また、皮の状態が良い状態を保っていることなどが該当します。
このように、遺品整理で高価買取をしてもらうためには、故人が手持ちで持っていたブランド品などは、高価買取対象となり得るかについて、事前に問い合わせを行い、確認しておくと良いでしょう。
相見積もりをして高く買い取ってくれる業者を探す
遺品整理で高価買取をしてもらうためには、複数業者へ相見積もりを行い、高く買取してもらえる業者を探しておきましょう。
これは、ひとつの業者だけに見積依頼を行うことで、実は他社の方が遺品を高価買取してもらえたという可能性があるためです。
例えば、見積依頼を複数社に依頼せずに1社のみで検討し依頼したために、比較する材料がなく、本当は高額で買取査定してもらえたはずのものが、相場以下で買取されるというケースもあります。
また、遺品整理による遺品の買取について様々な項目を比較し、他社の方が断然高価買取対応をしてもらえるという場合もあるでしょう。
このように、遺品整理で故人が残した遺品の中に買取対象となり得るものがあれば、ひとつの業者だけではなく、複数社に見積依頼を行い、一番高価買取してもらえる業者に買取依頼を行うようにしましょう。
切手や絵画などプレミアがあるものをチェックしておく
遺品整理で故人が残した遺品の中に、切手や絵画など、プレミアがついているものがないかを事前にチェックしておきましょう。
これは、このような遺品には、素人ではわからないプレミアがついている可能性があります。特に故人が古くから大切に保管し、処分しなかったという時点で、切手や絵画には何らかの特別なものであったと言えるでしょう。
そのため、遺品整理の際に、切手や絵画が出てきた場合は、遺品整理業者などに遺品整理を依頼する際に、切手や絵画について買取査定してもらえるかどうか、事前に確認しておくと良いでしょう。
もしも買取査定後、思わぬプレミアがついていた場合は、買取査定額をそのまま遺品整理費用に充当することができるでしょう。いずれにしても、買取査定対象となるか迷ったものについては、確認後に処分するようにしてくださいね。
遺品整理業者が買取をした際の金額の事例
遺品整理業者の買取例は、以下の通りです。
- 時計:1万円〜数十万円
- 貴金属:購入額の1/10
- カメラ:1,000円〜3万円
- 家電・家具:500円〜3万円
- 着物:1万円〜5万円
- ゴルフ用品:500円〜1万円
- 日本酒:1,000円〜1万円
基本的には、状態やブランドなどによって値段が異なります。
時計や貴金属はケースや保険証の有無が値段に大きく反映するので、出来るだけ一緒に売るようにしましょう。
またカメラやゴルフ用品は、セットであればより高い値段がつくことがあります。
付属していたストラップなども忘れずに、買取に出すことが大切です。
買取に出す前は、ホコリを拭いたり汚れを取ったりして、できるだけ綺麗な状態で出すようにしましょう。
遺品整理で高価買取が期待できる品物
ここでは、遺品整理で特に高価買取が期待できる品物についてご紹介していきます。
切手・コイン
遺品整理で高価買取を期待できる品物には「切手」や「コイン」が含まれます。
これは、各時代を経た切手、また、年代もののコインなどについては、予想外に高価買取してもらえる可能性が高いと言えるからです。
例えば、コインは付加価値が付いている場合、あなたが想像しているよりもはるかに高額買取してもらえるでしょう、付加価値が付いているかについては、実際に査定してみると分かります。
また、きれいな状態に見せようと不必要に石鹸や洗剤でコインなどを洗ってしまわないようにしましょう。
これは、逆に価値を下げてしまうことにつながるため、注意してくださいね。
このように、遺品整理で高価買取を期待できる品物には切手やコインが含まれることを知識として得ておいてください。
ブランド品
遺品整理で高価買取が期待できる品物の中には「ブランド品」が含まれています。
これは、特に人気ブランドのバッグや財布などの皮製品などは特に高額査定対象となるためです。
例えば、昔から形も変わらず定番人気のバッグであれば、時代を経てもプレミアがつき、購入時よりもはるかに高額査定&高額買取が可能となる場合もあります。
また、どれだけ使い込んでいても、ブランド品であれば高価買取対象となるケースが多いと言えるでしょう。
このように、遺品整理で高価買取が期待できる品物の中には「ブランド品」が含まれているため、遺品整理の際、故人が愛用していたブランド品などがあれば、それらは業者に買取査定を行ってもらうようにしましょう。
着物
遺品整理で高価買取が期待できる品物に「着物」があります。
着物は日本の古き良き時代を思わせる、現代にも受け継がれている文化だと言えます。
そんな着物でも特に、友禅染が最も高値で買取してもらえる他、その他の色、柄、絹でかつ、購入から10年以内の着物については、大抵の場合高価買取対象となると言えるでしょう。
とは言え、すべての着物が高価買取してもらえるとは限りません。保存状態や絹の状態から判断することになります。
このように、遺品整理で高価買取が期待できる品物には「着物」が含まれているため、故人の遺品の中に、着物やそれにまつわる帯、根付等の和装小物など一式があれば、一緒に買取査定してもらうと良いでしょう。
着物と和装小物がセットになった買取は、単品よりも高価買取対象となる場合もあるため、一度査定依頼してみてくださいね。
時計
遺品整理で高価買取が期待できる品物に「時計」があります。
これは、時計のブランド自体が高価買取対象になる、あるいは部品を再利用するということが高価買取対象となることもあります。
例えば、故人の遺品の中に、老舗ブランドとなる時計が見つかった場合、たとえ動いていなくても、高価買取が予想されます。
また、多少古い時計であっても、そのブラント力によって買取査定額も異なると言えるでしょう。
このように、遺品整理を行った際、故人の遺品の中に時計などが見つかった場合は、高価買取が期待できるため、一度、買取査定を依頼してみると良いですね。
あなたが想像している以上に高額買取対象となる可能性が高いため、ぜひ、買取査定可能な遺品整理業者へ依頼すると良いでしょう。
カメラ
遺品整理で高価買取が期待できる品物に「カメラ」があります。
これは、NICONなど一眼レフカメラや、それに付属するアクセサリー類なども高価買取を期待することができます。
例えば、故人が生前カメラを趣味としていた場合は、故人宅に複数台のカメラが遺品として見つかる可能性があるでしょう。
その中には様々な高額商品があるかもしれません。
それらのカメラなどの遺品は、もともとの価格も高額なため、良い状態のままであれば高価買取対象となり得ると言えます。
このように、遺品整理で高価買取が期待できる品物に「カメラ」があるということを覚えておいてください。
もしも遺品整理を行った際にカメラなどが出てきた場合は、買取査定を依頼するようにしましょう。
遺品整理で価値ある遺品を探すコツ
遺品整理を行う際には、何を残して何を処分するのかを迷いますよね。
高価な物が紛れている可能性があるので、遺品整理は慎重に行う必要があります。
遺品整理で価値ある遺品の特徴は、以下の通りです。
- 作者のサインがある
- 陶器・食器:歪みや曲線がある
- 骨董品・掛け軸:高価な木を使用している、箱の年代を確認する
- 絵画:表面がザラザラしている、キャンパスと絵の年代が合っている
まずチェックすべき点は、「作者のサインがあるかどうか」です。
特に、陶器や食器、骨董品、絵画などの処分に迷った際には、サインの有無を確認することが大切です。
そのほかの上記のポイントがある場合は、取っておくようにしましょう。
買取で注意が必要な遺品の種類
遺品整理の際には、買取で注意が必要な遺品の種類を知っておくようにしましょう。
遺品整理の際に以下の品が出てきた場合は、注意が必要です。
- 骨董品など美術品
- 絵画
- 着物
- アクセサリーなどのジュエリー
上記のものは高価な物である可能性が高いので、処分せずに取っておきましょう。
また説明書や箱などが無いかどうかも、一緒に確認をしておくことも大切です。
付属品と一緒に買い取りに出すことで、値段が上がる可能性があります。
まとめ
今回は遺品整理における買取のコツについてご紹介しました。
遺品整理では買取に出せるものと出せないものをきちんと区別し、説明書と一緒に出したり埃を取ったりする工夫が必要です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。