春夏秋冬、年間通してカーペットを敷いているご家庭が多いのではないでしょうか?

年中敷きっぱなしのカーペットですから、清潔に保ちたいですよね?

しかしカーペット掃除というと、面倒で重労働ですごく疲れるというイメージが強いです。

そんなカーペット掃除ですが便利アイテムや知識を得るだけで、簡単にできる方法がたくさんあります

ご自宅にあるカーペットの特徴に合わせて、便利アイテムと併用して簡単掃除にしていきましょう。

 

カーペットの素材と汚れの種類

カーペットには代表的なウールやナイロンなどたくさん種類がありますが、それぞれメリット・デメリットが存在するのと同様に汚れにも種類があり、カーペットの素材によって掃除の方法は異なります

 

掃除しやすいカーペットは?

カーペットといっても、現代には掃除しやすいカーペットが多く存在します。

洗濯機で丸洗いできるものから、繊維の素材自体がホコリや花粉が付着しにくく取りやすい構造のものまで色んな種類があります。

一般的に掃除がしやすいとされているカーペットの基準は、遊び毛・毛玉が少ないことや、掃除機の掛けやすさ=毛が短いものを選ぶと掃除機が楽に掛けられるでしょう。

また毛が短いことで、ちょっとした掃除の時も楽にゴミや汚れを取り除くことができるため良いでしょう。

 

カーペット掃除のコツと注意点

カーペットの掃除は毛の素材が非常に関係してくるので、まずご自宅のカーペットが何の素材を使用している物なのか、確認して行きましょう。

素材によっては正しいと思って実践した掃除方法が間違っていてダメにしてしまう・・・なんてこともありますので、十分注意してください。

そしてカーペット掃除において一番のコツは、定期的に掃除機を正しい方法でかけること

一般的には2〜3日に1回のペースを守れば清潔に保てると言われていますが、掃除機の種類や掃除機の掛け方によってはそうじゃない場合もあります。

 

カーペットの正しい掃除方法

ゴミやホコリを取る

まず掃除機を掛ける前に、目についた大きめのゴミやホコリはご自分の手で取ることをオススメします。

その上で注意したいのが、実はコロコロをかけるカーペット掃除は逆効果

カーペットの繊維を痛めてしまう可能性が非常に高く、さらに毛玉の原因となりやすいため新品の頃には取れたはずのゴミやホコリがどんどん奥に押し込まれてしまいます。

ごみを取る裏ワザ

コロコロの代わりに使っていただきたいのが、ゴム手袋

ゴム手袋をはめてご自分の手をほうき掃除の要領で、ゴミを一箇所にかき集めてきます。

ゴム手袋に静電気・粘着性でくっついてきたゴミやホコリは、ゴム手袋を水洗いしてしまえばOK!

そして掻き集めた大きなゴミは、手で拾ったり掃除機で吸い取ってあげましょう。

汚れを落とす

丸洗いできるとは限らないカーペットは、一度汚れを付けてしまうと非常に厄介な問題になりますよね。

しかしカーペットという性質上、汚れを落とす上で速度は重要です。

こぼした・付けてしまった汚れにはすぐに対応しましょう。

また汚してしまった原因によって、効果的な掃除方法が異なるためそれぞれの汚れに効果的な方法で掃除しましょう。

水性の汚れの場合

牛乳・ジュース類・アイス・ソースなどは水性の汚れになります。

水性の汚れに効果的なのは、ぬるま湯+食器洗い用洗剤の組み合わせ。

コップ一杯分のぬるま湯を用意したら、そこへ食器洗い用洗剤を4〜6滴位混ぜます。

そしてその液体を雑巾などの古布に染み込ませて、汚れに当てていきます。

この時汚れの外側から内側へトントン叩いていくと更に効果アップです。

油性の汚れの場合

マヨネーズ・ペンキ・油性インクなどは、油性の汚れになります。

油性の汚れに効果的なのは、水+中性洗剤の組み合わせです。

コップ一杯分の水を用意したら、そこへ中性洗剤を6〜10滴ほど混ぜます。

そして雑巾などの古布に染み込ませて、汚れに当てていきます。

水性の汚れを落とす時と同様に、外側から内側へトントン叩いていきましょう。

 

重曹を使った掃除方法

今や一家に必ずある便利アイテムの重曹ですが、実はカーペットの掃除にも重曹は使えます

重曹水をスプレー容器に入れ、カーペット全体にスプレーしていきます。

この時、量は少なくてOKですがカーペット全体に行きわたるようにスプレーしていきましょう。

重曹はカーペット内の目で見えない汚れを取り込んでくれるので、ゴム手袋やドライシートでこすって汚れを集めましょう。

 

カーペットを汚してしまったときの部分洗い方法

汚れに水分を含ませる

コーヒーや紅茶・ワインのように、水性でも色素が濃いものはとても厄介です。

時間経過と共にどんどんカーペットの繊維が吸いこんでしまいます。

まず汚れてしまった応急処置で、汚れに水分を含ませて繊維が吸い込む色素を薄めましょう。

あくまで応急処置になりますので、その後しっかり汚してしまった原因を元に掃除しましょう。

浮いた汚れを叩いて拭き取る

特に液体汚れの場合は、水分を含んだ布で叩いて拭き取るという法則と覚えておきましょう。

使う洗剤や水の温度が多少変わるだけで、基本的にいつも同じ。

汚れた部分に濡れた(水と洗剤)タオルを置いて、外側から内側へコンコン叩きましょう。

汚れを一気に吸い取る

水分+洗剤でも落ちなかった時は、小麦粉重曹を使いましょう。

応急処置で水分+洗剤で掃除した後、小麦粉か重曹を振りかけましょう。

実は小麦粉は油汚れを吸い取り、重曹は消臭効果がありますので、汚れの原因によって使い分けしてください。

小麦粉や重曹を巻いたら後、もう一度水分+洗剤を含んだ布で拭いてください。

最後に掃除機で一気に吸い取ります。しっかり乾燥させることも忘れずに!

掃除機で吸い取るときの注意点

上記の方法を利用すると、汚れがダマになっている可能性があります。

掃除機を強く押し当て、ゴシゴシと擦ってしまうと汚れが広がりかねませんので、優しくゆっくり掃除機をかけてください。

部分洗いに向かないカーペット

ペルシャ絨毯や手染めなどといった、色落ちしやすいカーペットは部分洗いしないほうが安全です。

ウールやナイロンより高価なカーペットですし、色落ちをしてしまったら取り返しのつかないことになります。

そういった製品に関しては、クリーニング業者や購入した店舗に問い合わせしてみる方が良いでしょう。

 

汚れ以外のカーペットお手入れ方法

カーペットのダニを死滅させる

ダニを死滅させるには、スチームアイロンを使用しましょう。

温度を一番高い設定にすると、噴射されるスチームは100℃前後になります。

カーペットが焦げたり変質してしまうのを防ぐために、カーペットから数センチ話した状態でカーペット全体にスチームを掛けて行きましょう。

熱を浸透させるため、ゆっくりと時間を掛けて掃除するのがポイント

ダニを死滅させた後は、掃除機で吸い取りましょう。

こちらもスチームアイロンと同様に、カーペット全体をしっかり時間を掛けて行うようにしましょう。

ダニの死骸がカーペットに残ってしまったら、アレルギーや喘息の原因になってしまうためせっかくスチームアイロンで死滅させても意味がなくなってしまうので注意しましょう。

気になる臭いを取る

消臭スプレーや、除菌スプレーをすれば解決!ではありませんよ

臭いの原因・根本を取り除かない限り継続的に続いてしまうような、嫌な臭いには重曹がオススメ。

重曹の性質として消臭効果がありますので、重曹の粉をカーペットに振りかけて掃除機で吸い込みましょう。

 

掃除機で取れない汚れの掃除方法

定期的に掃除機で掃除していても、実は繊維に絡みついたゴミが取れてないことも・・・。

繊維に絡みついてしまったり、入り込んでしまってる汚れはカーペットの毛を起こして掃除していくとゴッソリ取れます。

 

カーペットの毛を起こす方法

絡まった毛をコームでほぐす

カーペットの毛が寝てしまいカチカチになったり、家具の跡がそのままいつまでも凹んでいたりする原因は、毛同士が絡み合ってしまってるからです。

固くなってしまった部分には、目の細かい金属製のコームでほぐしていきましょう。

金属製のコームで最適なのが、ペット用のノミ取りくし。

万が一折れてしまっても良いように、あまり高価なものは選ばず掃除用と割り切って使ったほうが良いでしょう。

蒸気をあてて、寝た毛を起こす

ダニの死滅方法で一役買う、スチームアイロンがここでも実用的です。

アイロンのスチームを使って毛を柔らかくした後、コームで毛をほぐしていくと良いでしょう。

但し、アクリル素材のように高温を当てると毛が溶けてしまうこともありますので、素材によって掃除方法も使い分けてください。

 

カーペットの洗濯方法

カーペット洗濯のための条件を確認

カーペットを洗うために、必要な条件を確認していきましょう。

  1. 週間天気予報を見て、晴れの日が続くと思われる日程であること
  2. 洗った後、お風呂場に干せるスペースがあり半日以上お風呂場が使えなくても大丈夫な時間
  3. 生乾きのカーペットをベランダに干すスペースがあること

この3つを確認した上で洗濯スタートさせましょう。

洗濯機OK表示なら、ネットに入れて

洗濯機で洗えるからと言って、そのまま洗濯機へ入れてしまうのはやめた方が良いでしょう。

洗濯機洗いOKのカーペットでも、洗濯ネット使用するものも多く、そうすることで型崩れ防止にもなりますので洗濯ネットに入れて洗いましょう

汚れてる部分が表になるようにたたみ、ネットに入れて洗います。

粉末の洗剤は溶け残りするかもしれませんので、液体の洗剤を使った方が安全です。

洗濯機に毛布や大物洗いなど、適応するコースがある場合はそちらを選んで洗濯機を回しましょう。

手洗いで洗える表示なら、お風呂場で踏み洗い

手洗いできるカーペットはお風呂場で洗うと非常に便利です。

  • つけ置き洗いをする
    浴槽の残り湯や、カーペットが充分浸るぐらいまでのぬるま湯に洗剤を溶かします。カーペットの表面を内側にして折りたたみ、カーペットをつけ置きします。

 

  • 踏み洗いする
    1時間〜2時間ほどつけ置きしたら、裸足でカーペットを踏み洗いします。上下を裏返すなどしてカーペット全体に洗剤が染み渡るよう踏み込みましょう。

 

  • すすぎ洗い
    ぬるま湯を入れ直し、今度は洗剤を落とすために踏み洗いしましょう。2〜3回繰り返し、洗濯と同じようにすすぎ洗いを自力でやっていきます。すすぎ落としがないように注意しましょう。

 

  • 水切り
    水を含んだカーペット、最初は想像以上に重たいので浴槽のヘリにかけて水切りします。その状態でしばらく水を切った後、ベランダで干しましょう。

 

ともかく、しっかり干す

厚手で乾きにくいカーペットですが、しっかり干すことを怠ると後々嫌な臭いの原因になります。

カーペットを干す際に、2本の物干し竿を使ってM字になるように干しましょう。

物干し竿が1本しかないご家庭でしたら、折りたたまれた中の何箇所かにハンガーを入れて空気が通るようにしましょう。

厚手のカーペットを風通し良く干すと、時間が短縮できる上生乾き部分が発生せずに済みますので、是非試してみてください。

 

カーペットの種類に合った掃除方法を選ぶ

素材によって全く掃除方法が異なるカーペット。

そして汚れの効果的な落とし方も汚れの原因次第です。

ご自宅のカーペットの素材と、汚れの原因を理解して効果的な掃除方法で掃除していきましょう。

 

効果的な掃除機のかけ方

掃除機はゆっくりと、引いてかける

カーペットの毛の流れと逆方面に掃除機をかけるようにしましょう。

逆毛を立てるようにして、ゆっくりと掃除機をかけることで中に入り込んでしまったゴミを取ることができます。

習慣化している掃除より、少し時間をかけてじっくりと掃除機をかけていきましょう。

カーペットに重曹と掃除機

カーペットの臭い取りに効果的な重曹

重曹を振りかけてから掃除機で吸い込む方法がいいでしょう。

しかし、臭いが取れる一方で優れた掃除機じゃないと毛の間に入った重曹が取り切れないということも・・・。

一度、一箇所のみに限定したり丸洗いできるカーペットで試してみてから実践するようにしましょう。

 

理想的な掃除頻度

少なくとも週に1回は掃除機をかけた方が良いでしょう。

ダニは1匹につき1日1個卵を産むため、ダニの繁殖を防ぐためにも習慣的に掃除機をかける必要があります。

また、カーペットのホコリや髪の毛、フケ、食べカスなどもダニの繁殖原因になるため清潔に保つためにも掃除機掛けは欠かさずやることをオススメします。

掃除機をかけるのは毎日が理想

基本的には毎日の掃除にカーペットの掃除機掛けも加えると良いでしょう。

特に動物を飼っている人や、小さいお子様がいらっしゃるご家庭では尚更その方が良いでしょう。

毛に逆らってゆっくりとかけることで、奥の方に押し込まれてしまった汚れもかき出すことができるので、効率良くお掃除していきましょう。

週に1、2回はカーペットの裏側にも掃除機をかける

実はカーペットの下(裏側)にも汚れがたまります

週に1・2回はめくり上げて掃除機をかけるといいでしょう。

床掃除をするついでに、カーペットを外に干してしまえばカーペットについていたホコリやダニも取れますので一石二鳥ですね。

月1回は洗剤拭きをする

月に1度はぬるま湯に洗剤を含んだ雑巾でカーペットの拭き掃除もすると良いでしょう。

固くなってしまった毛を柔らかくしたり、表面的な汚れを取ることができます。

また気付かず付いてしまった汚れにも効果的!

ぬるま湯+洗剤の拭き掃除は、毛が柔らかくなりフワフワとした肌触りに戻せる効果も期待できますので非常にオススメです。

1年に1,2回は簡易クリーニングをする

日頃からしっかりお掃除していても、プロの洗浄力は別物です。

年に1・2回はクリーニング屋さんに出すことがベストですが、カーペットは重たく持ち運びが非常に厄介で、車がないご家庭などではとんでもなく重労働になってしまいます。

そう言った方には、自宅でできる簡易クリーニングがオススメ

カーペットの掃除機をかけた後、カーペットクリーナー(製品によって使い方が違いますので説明書に従うようにしてください)をつけ、ブラシにタオルを巻きつけた物で叩くようにこすります。

いつもと違う掃除方法になるので、必ず窓を開け換気しながら行ってください。

完全に乾いてから掃除機で乾いた洗剤文を吸い取り、アフターケアで中性洗剤液を含んだ雑巾で手早く拭きましょう。

これで自宅で簡易クリーニングは完璧です。

 

掃除は天気のいい午前中にする

カーペット掃除において何よりも重要な条件は、晴れた日の午前中に行うこと

掃除機がけはもちろん、カーペットの丸洗い・簡易クリーニングでも換気ができて、外に干せる条件が整っている日に行うことがベストです。

天気のいい午前中に掃除し、窓を開けて風通し良くしましょう。

 

カーペット掃除に必要なもの

カーペット掃除は家事の中でも重労働ですし、むやみやたらにやったら効果が出る掃除でもありません。

カーペット掃除に一役買う便利グッズがあると、体の負担を少し減らして掃除できます。

カーペット掃除に最低限必要なものは、

  • 掃除機
  • ゴム手袋
  • 毛を逆立てるためのコームやたわし

この3点セットは必ず準備しましょう。

 

この3点は素材に関係なく使えるいわば定番アイテムです。

そこから更に重曹や、小麦粉、液体洗剤など汚れに応じて適正な便利アイテムを活用すると良いでしょう!

 

あると便利なお手入れグッズ

スチームモップ

スチームアイロンを使いましょうと話してきましたが、それよりもダントツで楽チンなアイテムがスチームモップ

お値段は5,000円〜30,000円とピンキリですが、大体10,000円前後の商品が多いですね。

カーペットは洗濯・クリーニングができる物とは限らず、スチームアイロンでやるのも非常に手間がかかります。

スチームモップですとそういった心配を解消してくれる上、掃除機のように使うだけで簡単にお掃除できます。

洗濯やクリーニングにかける手間や時間、そして金額を考えてもスチームアイロンが一家に一台あったら便利に使えるでしょう。

ゴム手袋

安値で100均でも購入できる便利アイテムのゴム手袋

毛の奥に入り込んでしまったゴミを静電気・粘着質を利用して掃除したら簡単にできます。

洗って何度でも使えますし、簡単に手に入るのでカーペット掃除に1つ置いておくと便利でしょう。

スプレー容器

重曹スプレーや、洗剤スプレー、何をやるにもスプレー容器は必要になります。

液体類にしてスプレーにしておくことで、取り扱いが簡単になり掃除を便利にすることができます。

更にスプレー容器は、カーペット掃除だけでなく使える場所が多いので2・3個準備しておくといざという時に便利でしょう。

重曹

消臭効果・ゴミを巻き込む効果と、カーペット掃除でも偉大な効果を発揮してくれる重曹

掃除といえば=重曹と連想させるほど、使える箇所が多く便利なアイテムです。

カーペット掃除でも、重曹スプレーにしたり直接カーペットにまくだけの簡単掃除アイテムになりますので、是非1つ置いておきましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?

カーペットを不潔にしてしまうと、部屋のイメージも悪くどんよりとした雰囲気になってしまいます。

目に見えない汚れが多く存在するカーペットでは、安心して生活できませんよね。

習慣化したお掃除にプラスの知識でより便利に、ここぞの時にも役立つアイテムを使って目に見えない汚れをお掃除していきましょう。