このような悩みを抱えた方は、多いのではないでしょうか?
特に、物があっちにもあったり、こっちにもあったりすると「どのように片付けをすればいいのか」とわからなくなります。
この記事は「片付けをする上で重要な物を捨てること」をなかなか出来ない人に向けた記事になっています。
物を捨てるコツ、注意点を解説していくので参考にしてください。
この記事の目次
片付けで捨てる時に『持ち物の8割は日常で必要ない』と気付く
「たくさんの物を捨てて分かったことは、8割の物は必要なかったということ」
この言葉は30年もの間、物を捨てられなく、悩んでようやく物を捨てることことができた人の言葉です。
その人は現在ではブロガーであり、ミニマリストとなっています。
- ミニマリスト・・・物を最小限しか持たない人。最小限の物で生活をする人
上記のことで分かるのは「人が持っているほとんどの物ないらない」ということです。
もちろん、人によっては8割じゃない人もいます。
しかし、散らかっている物やクローゼットで眠っている物を見ると下記のことが分かります。
- 1年以上使っていないものがある
- 明らかに「捨てるべきもの」がある
- そもそも「なにこれ?こんなのあった?」という物がある
家にあるほとんどの物は放置されて使われずに、クローゼットや棚にある可能性があるということです。
最近大流行!?1週間で8割捨てる技術とは!
1週間で8割捨てる技術とは、どのようなものなのでしょうか?
その気になる訓練方法ややり方を、詳しく紹介します!
「15分で27個の物を捨てる」訓練
15分のタイマーの間に、部屋のゴミ・不用品を27個捨てる、という訓練。
15分という短い時間の中で集中して、捨てる・捨てないの判断をすることで、物を捨てる判断力を鍛えることができます。
縁起の良い数字であることから27個だそうですが、多すぎず少なすぎず、とてもちょうど良い量です。
1週間「プライムゾーン」を設ける
「15分で27個の物を捨てる」訓練のあとは、特に気になる箇所を1週間毎日、集中して片付けをします。
プライムゾーンの際には、片付けをすると決めた箇所以外の片付けはしないようにしましょう。
プライムゾーンを集中して片付けることが大切です。
重要なのは片付けて『綺麗な部屋』になる事を体験する事
どうしても片付けができないのかには、物を捨てられなかったり、掃除ができないなどいろいろな理由があります。
しかし、1番の理由は「きれいな部屋」がわからなくなるから、ということがあります。
きれいな部屋を忘れると荒れてしまうため重要なのは、きれいな状態の部屋を体験することです。
例えば、ネットでひとり暮らしの部屋や、ミニマリスリストの部屋を見て、イメージするのもいいでしょう。
早速始めよう!片付けを始める前の準備しておきたいモノ
片付けを始める前に準備しておきたいものは、以下の通りです。
- ゴミ袋もしくはダンボール
- ホコリ取り
- お掃除シート
ゴミ袋やダンボールは分別も同時にできるように、何枚か用意しておきましょう。
「後で分別しておこう」と全て一緒の袋に入れておくと、ついつい面倒になりがち。
捨てると決めた瞬間に、分別しておくと楽です。
片付けの際には、たくさんのホコリが出るのでホコリ取りを用意しておくと良いでしょう。
またさっと拭けてすぐに綺麗になるお掃除シートも、あると便利です。
ホコリが舞うのが気になる方は「マスク」も用意しておきましょう。
片付けで物を捨てる5つのコツ
それでは片付けで重要な部分である「物を捨てるコツ」を紹介していきます。
5つあるので、ひとつひとつ解説していきます。
その①:まずは「片付け、物を捨てること」の計画をする
まず、片付け、物を捨てることで一番重要なことは「計画をすること」です。
最初に下記のように計画を立てましょう。
- どこから片付けをするか
- パートナーや手伝ってくれる人がいる場合は分担をする(物を出す、捨てるなど)
- その日中にするか、日を分けるか(時間を決めるでもOK)
「どこから片付けるか」については、後述します。
もし、パートナーや友人で手伝ってくれる人がいる場合は分担をして作業をしましょう。
例えば、以下のようにしておくとおすすめです。
- 自分は物を出す、分別、捨てる物を決めていく
- 友人は物を捨てにいく、掃除が終わった部屋を掃除機をかけてきれいにしていく
- その他は都度、自分から友人に指示
簡単ですがこれだけでも作業の時間、質がだいぶ変わってきます。
その日中に片付けをするのか、それとも別の日に分けるかは下記のことを考えて決めましょう。
- パートナー、手伝ってくれる人がいるか
- ひとりでその日中にできる作業量か
- 自分の仕事の状況
特に、「自分の仕事の状況」については重要です。
例えば、片付けや物を捨てる時が仕事の「繁忙期」だったら身体的にも精神的にもキツイので、その日中に全てをするのはやめておきましょう。
その②:物を3つのダンボールに入れる
物を捨てる時は3つのダンボールに分けましょう。
- よく使うので捨てない物を入れるダンボール
- 1ヶ月以上使っていない物を入れるダンボール
- いらない物を入れるダンボール
このように仕分けをしておくことによって「何が必要なのか、何が捨てるべき物」なのかが分かります。
特に1ヶ月以上使っていないものは、いらない物だったり、いらなくても思い出があり捨てられない物なので、一度保留しておきましょう。
片付け、捨てる作業が全て終わった後にもう一度考えるのがいいでしょう。
その③:部屋ごとに「片付け、捨てる」行為をしていく
片付け、捨てることで重要なのは「部屋ごとにする」ことです。
これには下記の理由があります。
- 全ての部屋を一度にしたら「どの部屋に何が必要か分からなくなる」から
- 単純にどう片付けをすればいいのか、パニックになる
- 片付け、物を捨てるを「数日間」に分ける場合、部屋ごとにしないと終わらない可能性がある
全ての部屋を一度に片付け、物を捨てる行為をしたら物は散乱し、どこにいったか分からなくなる可能性があります。
そして、結果としてこの部屋に何が必要になのか、分からなくなるパターンになります。
またスケジューリングをした時に「片付け、物を捨てるを数日間に分ける予定」が予定外になってしまうのでやめておくべきです。
その④:片付けは「大きい部屋、よく使う部屋」からしていく
前述したように、片付けをする時は「部屋ごとにするべき」と解説をしました。
ただ、ここで疑問が出てくるハズです。
片付けは「大きい部屋、特によく使う部屋」からしていくことが大切です。
これは以下の理由からになります。
- 大きい部屋から片付けたら、後が精神的に楽になるから
- 大きい部屋、よく使う部屋は人が通る「導線」なので先に片付けをした方がいい
- よく使う部屋を先に片付けををした方が、すぐにその部屋を利用できるから
大きい部屋を先に片付けをしたら、「精神的に」後が楽になります。
また、大きい部屋やよく使う部屋は「人の通り道」になります。
その部屋が散らかしっぱなしだと、通るのも大変ですし、片付け中に生活をする上で大変です。
重要なのは、「生活をしつつ掃除をして、生活に支障がないか」です。
その⑤:「どんな部屋にしたいか」を頭に入れておく
片付けをする上で「スケジューリング」が最も重要なことのひとつですが、もうもうひとつあります。
それは「どんな部屋にしたいか」を頭に入れておくことです。
前述したように、「きれいな部屋」を想像してから片付け、物を捨てる行為をすることは大切です。
ただ、あなたはどのような部屋にしたいから、これからめんどうくさい片付け、物を捨てるのでしょうか。
自分はどのように部屋にしたいか、、この考えを最終的に頭に入れておく、あるいはパートナーや片付けを手伝ってくれる友人と共有して行動にしていきましょう。
片付けはどこから?始める場所や片付けやすい場所をご紹介
片付けを始めるときには、片付けやすい・作業が捗りやすい場所からするようにしましょう。
最初に片付けやすい箇所を行うことで、モチベーションが上がります。
それでは片付けやすい・作業が捗りやすい場所とは、具体的にどのような場所なのでしょうか?
- キッチン
- 玄関
キッチンは、賞味期限があったり思い入れのあるものが少なかったりするので、捨てる・捨てないの判断がつきやすいです。
キッチンに置くものは用途がしっかりとしているので、片付けが捗りやすいという特徴があります。
また、玄関も作業が捗りやすいので、片付けを始める場所としては最適。
靴の断捨離を済ませ、靴箱を掃除すればかなり綺麗になります。
片付けで物を捨てる3つの注意点
上記では片付けで物を捨てるコツを説明していきました。
この章では注意点について解説していきます。
その①:「思い出のある品」と「思い入れのある品」をきちんと理解する
物には「思い出のある品」と「思い入れるのある品」があります。
少し分かりづらいと思うので解説していきます。
- 思い出のある品→その名の通り、「思い出」がつまっている品。例えばパートナーや友人と旅行に行った時に買った品やパートナーとデートした時におそろいで初めて買った物など。
- 思い入れのある品→個人的に特別な感情や想いがある物。例えば好きなアニメのフィギュアや自分が好きな何かのグッズなど。
「思い出のある品」はひとりでは「捨てるか、残すか」結論が出ない可能性があります。
何故なら「思い出のある品」はあなただけではなく、他の人と共有している思い出だからです。
例えば、パートナーと買ったおそろいの物だったらパートナーと許可がないと捨てれません。
ただ、「思い入れのある品」はあなた自信が「捨てるか、捨てないか」を決めないといけません。
したがって、思い出のある品と思い入れのある品をきちんと理解した上で、捨てるか、捨てないかを決めていきましょう。
その②:「思い出のある品」は捨てないのもアリ
前述したように「思い出のある品」は他の人との思い出もあるので、捨てないのもアリです。
ただし、捨てる場合はパートナーや友人とは相談しましょう。
少しオーバーかもしれませんが、「思い出のある品」は前述したように「あなただけの思い出」ではありません。
他の人との「思い出の品」でもある可能性があります。
したがって、勝手に捨てたらパートナーや友人と「揉める」可能性があるので、事前に話しておくようにしましょう。
その③:どうしても捨てられないものはダンボールは1個にまとめる
確かに上記以外でも捨てられない物は出てくるでしょう。
- 何となく捨てられない物
- 次のシーズンも使えそうな物
- 買って「値段が高かった」から捨てるのがもったいない物
上記の場合は捨てないのもアリです。
ただし、ダンボール一個分に仕分けてクローゼットに入れておきましょう。
ダンボール1個分が「そこに捨てられない物がある」ということが分かるので、見つけやすいからおすすめです。
収納がない・・・そんな時に使える片付けアイテム!!
部屋の片付けを始める前に、チェックしておきたいのは便利な片付けアイテムですよね。
収納がないときに頼りになる、おすすめの片付けアイテムを紹介します!
無印良品「ポリプロピレンファイルボックス」
出典:無印良品公式サイト
ファイルはもちろん、ごちゃごちゃしてしまう小物や、洗剤などの消耗品の収納にも便利です。
丸ごと洗うこともできるので、汚れても大丈夫なのも嬉しいポイントですね。
ニトリ「スチールワゴントロリ2」
出典:ニトリ公式サイト
リビングや洗面所、キッチンや子供部屋にもどこでも便利なのが、スチールワゴン。
移動ができるので色々な場所に軽々運べますし、このワゴンは棚の高さも変えられるので、自分の使いやすいように調整できます。
DAISO「吊り下げワイヤーバスケット」
出典:DAISO公式サイト
棚のデットスペースを解消してくれるのが、このワイヤーバスケットです。
キッチンでラップなどを入れたり、洗面所でタオルを置いたりなど、様々な場面で活用できます。
必読!プロが教えるキレイなお部屋を維持する方法
せっかく綺麗にした部屋も、その状態を維持できなければ意味がありませんよね。
それでは綺麗な部屋を維持する方法はあるのでしょうか?
- 物の場所を決める
- 衝動買いは避ける
- 簡単な掃除を積み重ねる
物の場所を決めることで、物が散乱してしまうことを防ぎます。
「使ったら元に戻す」ということを徹底していると、いつしか習慣になっていき、自然にできるようになります。
また衝動買いは避け、物を増やさないように努力しましょう。
物が増えると、さらに物の収納スペースが減ってしまったり、物の場所を決める手間ができたりするので、十分検討してから購入するのがおすすめ。
またホコリ取りや掃除シートなど、簡単な掃除を習慣化するようにしましょう。
小さな積み重ねで、綺麗な部屋は保たれます。
捨てるモノ?残すモノ?決めれない場合は「売ること」も選択肢
とはいっても人間、優柔不断になることもあるので物を「捨てないべきか」、「捨てるべきか」と悩む場合もあります。
そして決められずに、時間が経ち、そのまま放置されていく、、よくある話です。
その場合は「物を売る」こともアリです。
例えば、今では以下の方法で売れます。
- ネットで売る
- リサイクルショップで売る
今ではネットで売ることは「普通」になってきていますし、リサイクルショップもどこでもあります。
物を捨てることがもったいないと感じるのであれば、物を売れば「お金」に変わるので気持ちとしても楽ですよ。
どうしても自分で片付け、捨てることができない場合は「業者」に頼むのもアリ
「とはいっても、大きすぎる物もあるし、物が多すぎて片付けをできる状態ではないです。
そんな場合は「業者」にお願いしましょう。
ネットやリサイクルショップでは大きい物、特に「家具や電化製品」は売るのが大変です。
また、家具や家電を捨てる際はその自治体によりますが「有料」で捨てなくてはいけません。
業者の場合は無料で引き取ってくれる場合もありますし、特に軽トラックで「まとめて回収プラン」があり、この場合大きな荷物を軽トラックに入れてまとめて回収してくれます。
お金はかかりますが、ひとつひとつ捨てるよりはるかに安いです。
本サイトでも紹介していますので、お悩みの方は是非使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
ここまで片付け、物を捨てることのコツ、注意点を解説していきました。
その中で重要なことは2つあります。
- 計画をすること(スケジューリング)
- ゴールを決めること(どんな部屋にしたいか)
これらが頭の中に入っていないと、いくらコツ、注意点に気をつけて片付け、物を捨てることをしても意味がありません。
「計画をし、ゴールを決める」この2つを決めた上で上記のコツと注意点が活きていきます。
ただ、この2つは今からでも決めることは出来るので、「片付けをしたい、物を捨ててきれいな部屋を作りたい」という方は早速実行していきましょう。
何もしなかったら、ただ物が溜まって結局は物がいっぱいな部屋にいることになります。
「計画とゴールを決める」
この2つを決めるだけで、何をすべきかが分かるので早速やってみましょう。