

今回の記事は「片付けをしたいけど、物を捨てられない人」向けの記事になっています。
物があるとなかなか片付けをすることができないですよね。
特に、物があっちにもあったり、こっちにもあったりすると「どのように片付けをすればいいのか」とわからなくなります。
この記事は「片付けをする上で重要な物を捨てること」をなかなか出来ない人に向けた記事になっています。
物を捨てるコツ、注意点を解説していくので参考にしてください。
それではいきましょう。
この記事の目次
片付けで捨てる時に「持ち物の8割は日常生活で必要がない」と気付く

「たくさんの物を捨てて分かったことは、8割の物は必要なかったということ」
この言葉は30年もの間、物を捨てられなく、悩んでようやく物を捨てることことができた人の言葉です。
その人は現在ではブロガーであり、ミニマリストとなっています。
- ミニマリスト・・・物を最小限しか持たない人。最小限の物で生活をする人
上記のことで分かるのは「人が持っているほとんどの物ないらない」ということです。
もちろん、人によっては8割じゃない人もいます。
しかし、散らかっている物やクローゼットで眠っている物を見ると下記のことが分かります。
- 1年以上使っていないものがある
- 明らかに「捨てるべきもの」がある
- そもそも「なにこれ?こんなのあった?」という物がある
人によりますが家にあるほとんどの物は放置されて使われずに、クローゼットや棚にある可能性があるということです。
重要なのは片付けをして、物を捨てることで「きれいな部屋」になることを体験する

何故片付けができないのか?
物を捨てられなかったり、掃除ができないなどいろいろな理由があります。
しかし、1番の理由は「きれいな部屋」がわからなくなるから、ということがあります。
「きれいな部屋を忘れると荒れてしまう」
重要なのは、きれいな状態の部屋を体験することです。
例えば、ネットでひとり暮らしの部屋や、ミニマリスリストの部屋を見て、イメージするのもいいでしょう。
「きれいな部屋を想像することが大切なのは分かりました。でも実際にどうやって片付けや捨てることを実行できるか分かりません」
上記のように考える人もいると思います。
次の章では片付けで物を捨てるコツを紹介していきます。
片付けで物を捨てる5つのコツ

それでは片付けで重要な部分である「物を捨てるコツ」を紹介していきます。
5つあるので、ひとつひとつ解説していきます。
その①:まずは「片付け、物を捨てること」の計画をする
まず、片付け、物を捨てることで一番重要なことは「計画をすること」です。
計画をすることは片付けや物を捨てること以外でも重要なことです。
最初に下記のように計画を立てましょう。
- どこから片付けをするか
- パートナーや手伝ってくれる人がいる場合は分担をする(物を出す、捨てるなど)
- その日中にするか、日を分けるか(時間を決めるでもOK)
上記のようにスケジューリングをして、実行していくことが重要です。
「どこから片付けるか」については、後述していきます。
もし、パートナーや友人で手伝ってくれる人がいる場合は分担をして作業をしましょう。
そのための計画も必要です。
例えば、以下のようにしていきましょう
- 自分は物を出す、分別、捨てる物を決めていく
- 友人は物を捨てにいく、掃除が終わった部屋を掃除機をかけてきれいにしていく
- その他は都度、自分から友人に指示
簡単ですがこれだけでも作業の時間、質がだいぶ変わってきます。
その日中に片付けをするのか、それとも別の日に分けるかは下記のことを考えて決めましょう。
- パートナー、手伝ってくれる人がいるか
- ひとりでその日中にできる作業量か
- 自分の仕事の状況
特に、「自分の仕事の状況」については重要です。
例えば、片付けや物を捨てる時が仕事の「繁忙期」だったら身体的にも精神的にもキツイので、その日中に全てをするのはやめておきましょう。
その②:物を3つのダンボールに入れる
物を捨てる時は3つのダンボールに分けましょう。
- よく使うので捨てない物を入れるダンボール
- 1ヶ月以上使っていない物を入れるダンボール
- いらない物を入れるダンボール
このように仕分けをしておくことによって「何が必要なのか、何が捨てるべき物」なのかが分かります。
特に1ヶ月以上使っていないものは、いらない物だったり、いらなくても思い出があり捨てられない物なので、一度保留しておきましょう。
片付け、捨てる作業が全て終わった後にもう一度考えるのがいいでしょう。
そこで決めなくてもいいので後に回してもOKです。
その③:部屋ごとに「片付け、捨てる」行為をしていく
片付け、捨てることで重要なのは「部屋ごとにする」ことです。
これには下記の理由があります。
- 全ての部屋を一度にしたら「どの部屋に何が必要か分からなくなる」から
- 単純にどう片付けをすればいいのか、パニックになる
- 片付け、物を捨てるを「数日間」に分ける場合、部屋ごとにしないと終わらない可能性がある
全ての部屋を一度に片付け、物を捨てる行為をしたら物は散乱し、どこにいったか分からなくなる可能性があります。
そして、結果としてこの部屋に何が必要になのか、分からなくなるパターンになります。
リビングと寝室を同時に片付けをしていて、寝室に必要な物がリビングに行ってあとで気づくようなことです。
したがって、上記のような片付け、捨てる行為をしたら「自分の頭の中」がパニックになるのでやめましょう。
それこそスケジューリングをした時に「片付け、物を捨てるを数日間に分ける予定」が予定外になってしまうのでやめておくべきです。
その④:片付けは「大きい部屋、よく使う部屋」からしていく
前述したように、片付けをする時は「部屋ごとにするべき」と解説をしました。
ただ、ここで疑問が出てくるハズです。
このような疑問を生まれるハズです。
片付けは「大きい部屋、特によく使う部屋」からしていくことが大切です。
これは以下の理由からになります。
- 大きい部屋から片付けたら、後が精神的に楽になるから
- 大きい部屋、よく使う部屋は人が通る「導線」なので先に片付けをした方がいい
- よく使う部屋を先に片付けををした方が、すぐにその部屋を利用できるから
大きい部屋を先に片付けをしたら、「精神的に」後が楽になります。
「リビングとキッチンが終わったから、あとは寝室とトイレとお風呂場だけだ。そこまで物もないから楽だ。」
上記のような考えになるので精神的にもいい効果があります。
また、大きい部屋やよく使う部屋は「人の通り道」になります。
その部屋が散らかしっぱなしだと、通るのも大変ですし、片付け中に生活をする上で大変です。
重要なのは、「生活をしつつ掃除をして、生活に支障がないか」です。
そして大きい部屋を先に片付けたら、すぐにそこの部屋を使うことができるので、生活にも支障は出ません。
したがって、上記の3つの項目は片付け、物を捨てる時は必ず頭に入れておきましょう。
その⑤:「どんな部屋にしたいか」を頭に入れておく
片付けをする上で「スケジューリング」が最も重要なことのひとつですが、もうもうひとつあります。
それは「どんな部屋にしたいか」を頭に入れておくことです。
前述したように、「きれいな部屋」を想像してから片付け、物を捨てる行為をすることは大切です。
ただ、あなたはどのような部屋にしたいから、これからめんどうくさい片付け、物を捨てるのでしょうか。
自分はどのように部屋にしたいか、、この考えを最終的に頭に入れておく、あるいはパートナーや片付けを手伝ってくれる友人と共有して行動にしていきましょう。
片付けで物を捨てる3つの注意点

上記では片付けで物を捨てるコツを説明していきました。
この章では注意点について解説していきます。
3つありますので、ぜひ頭の中に入れておいてください。
その①:「思い出のある品」と「思い入れのある品」をきちんと理解する
物には「思い出のある品」と「思い入れるのある品」があります。
少し分かりづらいと思うので解説していきます。
- 思い出のある品→その名の通り、「思い出」がつまっている品。例えばパートナーや友人と旅行に行った時に買った品やパートナーとデートした時におそろいで初めて買った物など。
- 思い入れのある品→個人的に特別な感情や想いがある物。例えば好きなアニメのフィギュアや自分が好きな何かのグッズなど。
上記のように、「思い出のある品」と「思い入れのある品」は意味が違います。
ここであなたに問います。
「思い出のある品」はひとりでは「捨てるか、残すか」結論が出ない可能性があります。
何故なら「思い出のある品」はあなただけではなく、他の人と共有している思い出だからです。
例えば、パートナーと買ったおそろいの物だったらパートナーと許可がないと捨てれません。
したがって、「思い出のある品」は捨てるかどうかはあなたと誰かとで捨てるか、捨てないかを考える必要があります。
ただ、「思い入れのある品」はあなた自信が「捨てるか、捨てないか」を決めないといけません。
したがって、思い出のある品と思い入れのある品をきちんと理解した上で、捨てるか、捨てないかを決めていきましょう。
その②:「思い出のある品」は捨てないのもアリ
前述したように「思い出のある品」は他の人との思い出もあるので、捨てないのもアリです。
ただし、捨てる場合はパートナーや友人とは相談しましょう。
少しオーバーかもしれませんが、「思い出のある品」は前述したように「あなただけの思い出」ではありません。
他の人との「思い出の品」でもある可能性があります。
したがって、勝手に捨てたらパートナーや友人と「揉める」可能性があるので、事前に話しておくことがいいです。
その③:どうしても捨てられないものはダンボールは1個にまとめる
確かに上記以外でも捨てられない物は出てくるでしょう。
- 何となく捨てられない物
- 次のシーズンも使えそうな物
- 買って「値段が高かった」から捨てるのがもったいない物
上記の場合は捨てないのもアリです。
ただし、ダンボール一個分に仕分けてクローゼットに入れておきましょう。
ダンボール2個以上ですと、かなりのスペースを確保しなくてはなりません。
マンションやアパートで田舎の物件では収納は広い場合がありますが、都会では狭い場合もあります。
いずれにしても、ダンボール1個分の方が「そこに捨てられない物がある」ということが分かるので、見つけやすいからおすすめです。
片付けの際に捨てるのも、残すのも決めれない場合は「売ること」も選択肢

とはいっても人間、優柔不断になることもあるので物を「捨てないべきか」、「捨てるべきか」と悩む場合もあります。
そして決められずに、時間が経ち、そのまま放置されていく、、よくある話です。
その場合は「物を売る」こともアリです。
例えば、今では以下の方法で売れます。
- ネットで売る
- リサイクルショップで売る
今ではネットで売ることは「普通」になってきていますし、リサイクルショップもどこでもあります。
物を捨てることがもったいないと感じるのであれば、物を売れば「お金」に変わるので気持ちとしても楽ですよ。
物が多すぎて片付け、捨てることができない場合は「業者」に頼むのもアリ

「とはいっても、大きすぎる物もあるし、物が多すぎて片付けをできる状態ではないです。そんな場合はどうしたらいいでしょうか?」
上記のような場合は「業者」にお願いしましょう。
特に本サイトでは業者の紹介もしているので、是非ご覧ください。
ネットやリサイクルショップでは大きい物、特に「家具や電化製品」は売るのが大変です。
大きいですし、売っても送料がかかる場合があるからです。
また、家具や家電を捨てる際はその自治体によりますが「有料」で捨てなくてはいけません。
業者の場合は無料で引き取ってくれる場合もありますし、特に軽トラックで「まとめて回収プラン」があり、この場合大きな荷物を軽トラックに入れてまとめて回収してくれます。
お金はかかりますが、ひとつひとつ捨てるよりはるかに安いです。
本サイトでも紹介していますので、お悩みの方は是非使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ:片付け、物を捨てることは「計画とゴールを決めること」が重要

ここまで片付け、物を捨てることのコツ、注意点を解説していきました。
その中で重要なことは2つあります。
- 計画をすること(スケジューリング)
- ゴールを決めること(どんな部屋にしたいか)
これらが頭の中に入っていないと、いくらコツ、注意点に気をつけて片付け、物を捨てることをしても意味がありません。
「計画をし、ゴールを決める」この2つを決めた上で上記のコツと注意点が活きていきます。
ただ、この2つは今からでも決めることは出来るので、「片付けをしたい、物を捨ててきれいな部屋を作りたい」という方は早速実行していきましょう。
何もしなかったら、ただ物が溜まって結局は物がいっぱいな部屋にいることになります。
「計画とゴールを決める」
この2つを決めるだけで、何をすべきかが分かるので早速やってみましょう。