毎日過ごすお家で、気がつくとおもちゃが散乱……ということは、子どもがいるご家庭では日常茶飯事だと思います。
子どもが楽しく遊んでくれるのは嬉しいことですが、遊び終わったら片付けるところまで習慣付けたいと思いますよね。
この記事では、子どものおもちゃのお片付けで悩む方へ
- そもそもおもちゃが片付かないのはどうしてなのか?
- 子どもがおもちゃを片付けるコツ
- お片付けにおすすめな収納アイテム
をお伝えいたします。
おもちゃの片付けへのお悩みが解決への手掛かりになると嬉しいです!
この記事の目次
おもちゃが片付かないのはなぜ?
子供たちに『おもちゃを片付けよう』の一言で、自ら片付けてくれると嬉しいですよね。
でもなかなか片付かないのはどうしてなのかを、まずはお伝えしたいと思います。
お家の中を見渡していただきて、
- おもちゃの量は多すぎないか
- 使っていないおもちゃはないか
- おもちゃを戻す場所は決めているか
- 子どもも片付けやすい場所か
いかがですか?
親が把握しきれないほど、おもちゃが散乱していたり、もう使っていないおもちゃがあったり、片付けにくい場所におもちゃ収納を置いていたりしていませんか?
おもちゃの片付ける場所が決まっているようで、決まっていないなんてことも少なくありません。
おもちゃの片付けは子ども目線で、お片付けできる仕組みを作ってあげることが大切です。
片付かないことばかりに目を向けるのではなく、今持っているおもちゃやおもちゃ収納を見直す事から始めてみましょう!
子どもが自分でおもちゃを片付けるコツを紹介!
子どもがおもちゃを片付けるようになるコツは、子ども自身が片付けやすい環境がとても大切です。
親目線で片付ける場所や片付けるケースを選ぶと、子どもには届きにくかったり、使いにくいことがあります。
そして子どもと会話をして、進めていきましょう!
おもちゃの見直しで片付けやすく
おもちゃは毎年どんどん増えていきますよね。
子供にとっては大切なものだから、手放すことがなかなかできないこともあります。
でもちゃんと子供に伝えることで、必要なものともう使わないものを判別できるようになるので、ぜひ行ってくださいね。
見直すポイントは、新しいおもちゃが増えるタイミングがおすすめです。
- お誕生日
- クリスマス(年末)
日々ちょっとしたおもちゃは増えていきますが、沢山増えるタイミングで子供が大切でこれからも使いたいものはどれか選んでもらいます。
ポイントは、いらないものどれ?と聞くよりも大切なもの、使うものを選んでもらうことです。
そして選ばれなかったおもちゃは、2軍として予備ボックスに入れておき、普段見えないところに待機させます。
時間が経ってまた遊びたくなった時に、出してあげるためです。
また2人目3人目の予定がある時は、置いておいても良いですね。
子どもには、選ばなかったおもちゃで、
- また遊びたくなったらいつでも出せること
- 遊ばないようならさようならしようということ
を伝えておきます。
数ヶ月経ち子ども本人が遊ばないことを理解すると、すんなりさようならしてくれるようになります。
おもちゃのグループ分けで片付けやすく
子どもがお気に入りのおもちゃが決まったら、グループ分けをします。
グループ分けの方法は、子どもと話合うのが良いですね。
例としては
- 遊ぶ用途(おままごと・電車やプラレール)
- 人別(兄弟がいる場合)
我が家は戦隊モノのおもちゃが多かったので、武器別に分けていました。
一緒に話し合うことで、ママが言って無理やりやるのではなく、ちゃんと自分で決めて行動する習慣になります。
おもちゃの収納ケースは安全なもので片付けやすく
おもちゃの収納ケースは子どもが使いやすい、安全なものを選びましょう。
- 柔らかいもの
- 取手がついているもの
- 大きすぎないもの
- 軽いもの
おすすめなものとして、
【無印良品】
『ポリエチレンケース』はサイズも大きすぎず持ち手もあるので、子どもも持ち運びやすいです。
『ポリエステル綿麻混合のソフトボックス』は、軽く大きさも色々あります。
【3coins】
3coinsにも無印良品同様のソフトボックスがあります。
サイズや大きさが違う物も用意されているので、コストを抑えたい方は3coinsがおすすめです。
おもちゃは子どもの取りやす場所にして片付けやすく
子ども目線で片付けやすい場所を考えてあげましょう。
遊んでいる場所に片付ける場所があることが、一番片付けやすいです。
子どもの年齢にもよりますが、小さいうちはリビングで遊ぶことが多いと思います。
リビングで遊ぶ場合は、リビングにお片付け場所を作ってあげます。
年齢が上がり子ども部屋で遊ぶようになったら、子ども部屋に移してあげましょう。
リビングにおもちゃがあるとゴチャついて嫌になりますが、大人でも違う部屋に片付けに行くのはめんどくさいと感じるものです。
お片付けの習慣をつけるためにも、片付けやすいを最優先にしましょう。
おもちゃの収納ケースにはラベリングでわかりやす
おもちゃの収納ケースを統一すれば、綺麗に納まるので同じ収納ケースで揃えることがおすすめです。
ただ、どこに何を入れるのかひと目でわかるようにラベリングをしてあげましょう。
子どもの年齢によって読める字が違いますので、写真や絵があるとわかりやすいですよ!
ラベリングをする際は、剥がしやすいものがおすすめです。
収納のグループ分けは年齢によっても変わってきますので、その都度簡単に取り替えられると便利です。
どこにしまうか悩むと手が止まってしまいますが、明確に片付ける場所が決まっていると、簡単にお片付けができます。
子どもがおもちゃの片付けを習慣にする声かけ
ここまで環境を整えたら、最初は子どもと一緒にお片付けをして、綺麗になったことを一緒に喜びましょう。
「いっぱい遊んだ後は、片付けて綺麗になったね。」「おもちゃも自分のお家に戻れたね。」と声かけをしていると、遊んだあとはおもちゃを片付けるということが身についてきます。
ただどうしてもしたくないとき、気分が乗らない時もあるものです。
時には、『終わったらおやつにしようね』と子どもが喜ぶご褒美をあげるのも、良いのかなと思います。
これは余談ですが、なかなか遊びが終わらない時は、何時まで遊ぶ?と時計を見ながら一緒に時間を決めておくと、お片付けに進むのがスムーズにいきますよ!
おもちゃの片付けにおすすめな収納アイテム
おもちゃのお片付けには、どんな収納ケースが良いのか沢山あって悩みますよね。
ここでは子供のおもちゃ収納に、最適なアイテムを紹介していきますね。
ご自身の子どもがよく遊ぶものに、適したものを選んでいただければと思います。
柔らかい収納ケース
柔かい布製のボックスやポリエチレンのものなど、柔らかいものは子どもにも安心して使えますよ。
大きめのボックスには、ぬいぐるみや積木やブロック類がおすすめです。おもちゃ自体が大きめで軽いものを入れるのに適しています。
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間仕切り収納ボックス
開けると間仕切りになっているボックスは
- レゴ
- ビース
- お人形の小物
など細かいものや色分けをして収納したいときにピッタリです!
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中身が見える収納袋
ジップロックやクリアケースは中が見えるので、遊ぶ時の選ぶときにも最適です。
またパズルのような、バラバラになってしまうものにもおすすめですよ!
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かごやバスケット収納
インテリアにも最適なかごやバスケットの収納は、見た目もお洒落で取手がついているものは持ちやすいのでおすすめです。
かごやバスケットも色や編み方、大きさや形もそれぞれ特徴がありますので、重くないか怪我しないかを確認して購入しましょう。
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100均の便利アイテム
100均一のアイテムをおもちゃのお片付けに使うと、子どもも使いやすく便利なものが沢山あります。
- なくしやすいペンの収納
- バラバラになりやすい折り紙の収納
など細々したものは、100円均一の収納ケースを工夫すると、見やすく取り出しやすくなりますよ。
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キャスター付きは移動に便利
大きなボックス、バケツタイプのものは下にキャスターがついていると、部屋の移動も楽々できます。
何でもボックスとして収納するのにピッタリですよ!
積木や絵本など重たいものは、特にキャスターがついていると嬉しいですね。
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子どもが片付けやすく、インテリアにもおすすめなおもちゃ収納棚
子どものおもちゃを片付ける収納ですが、やっぱりインテリアとしても素敵だと嬉しいですよね。
子どもが出し入れしやすい高さと、収納ケースも一緒に揃えることができるものを紹介していきます。
無印良品の「スタッキングシェルフ」
無印良品のスタッキングシェルフは、シンプルで木の温もりを感じることができ、どんなインテリアとも馴染むことができると評判です。
スタッキングシェルフと組み合わせて使う収納ケースは、
- 無印良品のポリエチレンケース
- ソフトボックス・バスケット
- 100均一のケース
などがピッタリフィットするので、使いやすいようにアレンジできるのも魅力の一つです。
そして何と言っても自由に組み合わせができるんです!
お家の雰囲気や広さ、使う用途を変えたいときには、いつでも高さや置き方を変えることで、長く使っていただけます。
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IKEA(イケア)の「TROFAST(トロファスト)」
イケアのTROFAST(トロファスト)は、木製のフレームと軽量なプラスチック整ボックスを組み合わせた、おもちゃ収納シリーズとして販売されています。
木製のフレームにはレールがついており、子どももプラスチック製のボックスを簡単に出し入れでき、持ち運びもしやすいのでおもちゃ収納として、とても人気があります。
またカラーもモノクロからグリーンやピングなどの、カラフルなものも用意されており、子どもらしいポップな色使いでとても可愛いです。
ケースは2種類、縦と横で向きを変えることで、奥行きを変えて使うことが可能です。
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ニトリの「カラーボックス」と「インボックス」
ニトリのカラーボックスは、カラボというシリーズで色んなカラーのカラーボックスがあり、好みの色を選ぶことができます。
そして何よりお値段がお手頃なので、子どもが落書きをしてしまっても広い心で受け止めることができますよ。
カラーボックスと一緒にインボックスシリーズを一緒に組み合わせて使うことで、おもちゃの収納がすっきりと自分好みにカスタマイズすることができます。
【インボックスの種類】
- ソフトNインボックス(別売で蓋あり)
- 収納ケース(プラスチック整) Nインボックス(別売で蓋あり)
- 引き出し型Nインボックス
他にもバスケットや布製のソフトボックスなど、色んな収納ケースが用意されています。
squ+の「froq:(フロック)」
squ+のfroq:(フロック)は、蓋がついた収納ボックスで重ねて使うことができ、重ねたまま蓋を開けることができるので、使い勝手か良いと人気です。
サイズも5つから選ぶことができ、カラーも可愛く子どものおもちゃ収納にピッタリですよね。
最初は1つから買うことができるので、おもちゃが増えるごとに買い足していくことが可能です。
子どもと一緒にDIY!!楽しみながら棚を作ると片付け上手に!?
子供とおもちゃ棚をDIYをしてもとても楽しいですよね。
自分で作った棚なら、子供も積極的におもちゃの片付けをしてくれそうです。
今回は子供でもできる、簡単な棚のDIYを紹介します。
用意するものは「すのこ(100均)」「グルーガンもしくは結束バンド」の2つ。
ボンドでも良いですが、少し時間がかかるので注意が必要です。
作り方はすのこをくっつけて、棚を作り上げていくだけ。
のこぎりや釘も使わないので、子供でも安心して作業ができます。
インテリアに馴染ませるために、自分でペンキを塗っても良さそうです。
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費用を抑える!100円均一の収納グッズ!!
100均のグッズでも、簡単におもちゃの収納ができることを知っていますか?
費用を抑えたい時にはとても便利です。
そんなオススメでの100均の商品を紹介します!
DAISOの「フタ付BOX」
DAISOのフタ付BOXは、その淡いカラーが魅力的。
プラスチックですが網かご調の模様が入っていて、デザイン性が高くとてもおしゃれです。
フタ付きなので中身を隠すことができ、見た目もスッキリします。
CanDoの「A4ステーショナリー」
意外と困ってしまうのが、子供の作品の収納です。
そんな時には、プラスチックのファイルケースを使用するのがオススメです。
作品を汚したり折り曲げたりすることなく、スッと入れるだけで整頓が完了するのでとても便利。
CanDoのA4ステーショナリーは、青のカラーも展開しており、見た目が可愛らしいのも魅力的です。
DAISOの「ふた付収納ボックス」
DAISOのふた付き収納ボックスは「クリア」という色合いが特徴的。
中身がわかるため、何がどこにあるのかが誰でもすぐにわかります。
使わなくなったおもちゃもこの収納ボックスに入れれば、しばらく触っていなくても、おもちゃの把握がしやすくなっています。
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まとめ
子どものおもちゃのお片付けは、
- 子ども自身が片付けやすい仕組み作りが大切
- 収納ケースや収納棚は用途にあったものを選ぶ
ことを大切に、ご自身のお家にあったものを選んでいただけたなと思います。
無印良品・IKEA・ニトリなどのインテリアショップは収納棚とセットで収納アイテムを準備することができ、100円均一は手軽に取り入れれますので、活用してみてくださいね。