毎日使うトイレですが、皆さんはキレイにお掃除できてますか?

いつも使う場所だからこそ衛生的にキレイな状態を保ちたいですよね。

トイレを毎日掃除していても見落としがち&隠れがちな箇所が非常に多いです。

こちらではそんな見落としがち&隠れがちな汚れや原因を徹底的に追求し、それぞれの汚れに適した掃除方法をご紹介していきます。

この記事を監修してくれた専門家

遺品整理士:目黒 大智

一般社団法人遺品整理士認定協会
認定遺品整理士(第 IS26076 号)

片付け業や不用品回収業者を経営し、現場経験だけでなく、リサイクル・貿易業務に従事。年間1000件以上の不用品回収や遺品整理案件に携わる。

トイレの臭いの主原因とは?

 

トイレの主な臭いとは、尿素を分解するアンモニア臭が一番の原因です。

更に便器や床・壁はの飛び散りが残ってしまっていて臭いが消えないという状態に陥ります。

それ以外にも配管からくる下水道の悪臭や換気扇から外部の臭いの侵入など、トイレはたくさんの悪臭の巣窟です。

 

トイレ汚れを部分別・解析!

見落としがち&隠れがちな部分も含めて、トイレのどういう場所に汚れが潜んでいるのかご説明していきます。

便器のふた・タンク上は汚れもホコリも!

 

頻繁に人が出入りし、洋服を脱ぎ着するのでホコリも十分に溜まります

便器のふたやタンク、それ以外にもトイレットペーパーホルダーやインテリアの飾り付けなどホコリはトイレの中でも代表的な汚れの1つです。

また、ホコリは尿石や水垢と混ざると非常に厄介な汚れへと変貌してしまいますので、早めに掃除しましょう。

 

便座裏はかなり汚い

トイレの中でも便座裏は、かなり汚いです。

便座裏の汚れのだいたいが尿の飛び散りで、一番汚れが付く場所と言えます。

更に尿の飛び散りを長時間放置すると、こべりついて黄色っぽく跡になってしまいます。

男性なら頻繁に便座を上げ下げしますが、女性ですとほとんど上げたことのない便座。異臭を感じる方はもしかしたらここが原因かもしれません。

 

トイレタンク・パイプの水垢

トイレタンクは黒カビ&水垢汚れが繁殖しやすい場所

季節を関係なく常に水を貯め続けているトイレタンクは、カビの繁殖には絶好の場所。

なんと3ヶ月で黒カビが繁殖し始めるとか。

黒カビ&水垢を徹底除去して清潔に保ちましょう。

こちらも異臭の原因かもしれませんので、注意して開けてみましょう。

 

便器の内側はカビの宝庫

トイレ掃除用具のCMなどで非常によく見かけるのが、便器の内側の掃除グッズですね。

是非ご家庭のトイレも鏡を使って見てみてください。

もしかしたら黒カビが大繁殖しているかもしれません。

汚れの原因は主に尿石の蓄積と水垢です。

黒ずみであるか、黄ばみであるか、それだけでも確認しておくと後々掃除しやすくなりますので、汚れを見て判断しておきましょう。

 

衛生面が心配!?忘れてはいけないトイレノズル

忘れがち&放置しがちなトイレノズル=ウォシュレット。

放っておくと衛生的に危険になる場合があります。

トイレの機能で「ノズル掃除機能」などノズルを出してくれる機能がありますので、そちらを利用して汚れを確認しましょう。

汚れの主な原因は、水垢とカビです。

カビが肛門に付着してしまったら・・・と思うと健康的に怖くなりますよね。

忘れず掃除していきましょう。

 

トイレの壁・床は意外な黄ばみ黒ずみだらけ

トイレ掃除をする時、トイレ本体ばかりに目が行きがちですが実は壁や床も汚れがかなりひどい場所です。

尿の飛び散りやホコリなど、壁にも床にもたくさん付いてます。

黒ずみはカビ、黄ばみは尿石になります。

特にトイレの壁が普通の壁紙の方は要注意!長時間放置すると落ちなくなる可能性も出て来ますので、早めに対処することをオススメします。

 

タイル部分は意外と汚れが目立つ

タイルがあるご家庭は気を付けましょう!

タイル自体は水拭きも可能で汚れも落としやすくなっていますが、タイルの接続部分のゴムっぽい接着剤や溝は汚れが落ちにくいです。

タイル部分と接着剤部分で掃除の方法を変えるなど、黒カビが発生しないよう注意しましょう。

 

トイレのインテリア!小物も綺麗に清潔に

トイレの飾り付け・目隠しにたくさんのインテリアを配置してることでしょう。

ですがそのインテリアにもどうしてもホコリはかぶってしまいます

インテリア以外にも置き型消臭剤や、良い香りがするドライフラワーなども例外ではありません。

せっかくトイレをキレイで見栄えよく配置していても、小物が汚いようではNG

こういう細部まで徹底的に掃除することがキレイを際立たせてくれます。

トイレ掃除に重曹とクエン酸が効果的な理由

お掃除洗剤として一躍有名になった重曹とクエン酸。この2つがトイレ掃除にも効果を発揮するのか否か?

重曹・クエン酸それぞれの良さである性質も交えて解説していきます。

重曹が効果的な酸性汚れ

黒ずみや黒カビは、酸性の汚れです。

重曹は弱アルカリ性の性質を持っているため、黒ずみや黒カビのお掃除で効果が期待できます。

また重曹には消臭作用もありますので、重曹で掃除することで自然と臭いを抑えることができるのも大きなメリットの1つと言えます。

 

クエン酸が効果的なアルカリ性汚れ

尿の飛び散りや尿石でできる黄ばみは、アルカリ性の汚れです。

クエン酸は名の通り酸性の性質を持っているため、黄ばみのお掃除で効果が期待できます。

またクエン酸は水垢にも効果を発揮してくれるので、黄ばみ+水垢の汚れ部分に最適です。

 

トイレ掃除に使える!ご家庭にある『お酢の力』利用する方法

 

流行りの重曹やクエン酸をわざわざ用意しなくとも、どのご家庭にある「お酢」もトイレ掃除に利用できます。

お酢も立派な酸性の仲間ですので、アルカリ性の汚れである黄ばみや水垢に使用できます。

お酢はスプレーにして使用するのがオススメ。作り方はお酢1:水6で完成します。

但し、お酢は一般的な「穀物酢」に限ります。

トイレ掃除の掃除頻度はどのくらいがベスト!!??

トイレを清潔に保つためには、どのくらいの頻度で掃除をすればいいのでしょうか。

理想の頻度は「毎日」です。

1日のほんの数分を使ってこまめに掃除することで、水垢やカビの発生を抑えることができます。

肌が触れたところをシートで拭くくらいで大丈夫です。

起床したときや就寝前など、タイミングを決めておくとルーティンとなってやりやすくなります。

さらに、「週に1回は丁寧に掃除をする」ようにしましょう。

毎日の簡単な掃除では汚れを落とすのに限界があるためとても重要です。

便座の裏側や便器の中をブラシやクリーナーで掃除します。

また、汚れや臭いが蓄積しやすい床や壁も拭くようにしましょう。

 

誰でも簡単にきれいにできる!トイレ掃除方法

誰でも簡単にきれいにできるトイレ掃除の方法を伝授します。

1.中性洗剤で便器内を磨く

便器の中に中性洗剤(塩素系漂白剤、酸性洗剤)を振りかけます。

重曹・セスキ炭酸ソーダ・クエン酸はエコ洗剤として、水溶液として作ると便利です。

ブラシを使って汚れを落としていきます。

ブラシは、便器の中や裏まで洗えるタイプがしっかり汚れを落とせておすすめです。

2.クリーナーで便器と便座を拭く

次にトイレクリーナーで拭いていきます。

トイレクリーナーは流せるものにするとゴミが増えないので便利です。

最初にタンク部分を拭き上げます。

シンク・レバー・手洗い場は拭き忘れやすいので注意しましょう。

そして、便座→便器の外側→便器の裏側の順に掃除していきます。

3.壁・床を拭く

新しいトイレクリーナーを用意して、壁と床を拭いていきます。

壁は尿の飛沫が飛びやすい腰の高さ、床は汚れが付きやすい便器と床のつなぎめを重点的に拭きましょう。

4.クリーナーと洗剤を流す

最後は、使い終わったトイレクリーナーを便器の中に入れて洗剤と一緒に流せば終了です。

流せるトイレクリーナーでなければ、洗剤だけ流してクリーナーはゴミ箱に捨てましょう。

 

意外と知られていない!?トイレタンク掃除の仕方&頻度

トイレのタンク掃除の方法と頻度についてお伝えします。

頻度は月1回

トイレのタンクはトイレ掃除より頻度は低く「月1回」が理想です。

あまり放置しておくと臭いの原因になり黒カビだらけ垢だらけになるので注意しましょう。

1.止水栓を閉める

まずはタンクに水を送っている止水栓を閉めます。

閉め方はトイレの種類によって異なるため、調べてから作業を開始しましょう。

2.フタを掃除する

次に中性洗剤でフタを掃除していきます。

水垢にはクエン酸や重曹が便利です。

クエン酸は水200mlに小さじ1杯のクエン酸で吹き付ける、重曹は粉のまま水に濡らしたスポンジで擦るとよいです。

3.タンクのフタを開ける

タンクは「フタだけのタイプ」と「手洗いが付いているタイプ」があります。

フタだけのタイプはフタを慎重に持ち上げます。

手洗いが付いているタイプは、フタとタンクが給水ホースで繋がっているため、一度フタを持ち上げたあと給水ホースを外しましょう。

4.タンク内を掃除する

フタを開けたら、タンク内の汚れに中性洗剤をかけてブラシで擦っていきます。

細かな部品が入り込んでいるため、長いブラシと短いブラシを使い分けて優しく掃除しましょう。

汚れがひどい時は、直接重曹を振りかけて磨くときれいになります。

タンクの床に汚れがあるときは、水を抜いてから洗剤をかけて擦ります。

5.洗剤を流す

汚れを落としたら止水栓を緩め、給水パイプから水を出して、洗剤を流します。

その後、乾いたフタを元に戻します。

手洗いが付いているタイプは、一旦止水栓を閉め給水パイプと繋げてナットをしっかり閉めてからフタをしましょう。

トイレのタンクを開けずに掃除をする方法

トイレのタンクを開けるのはなかなかの重労働です。

そんな時は、一度トイレを流してから、トイレタンク用洗剤や酸素系漂白剤を使って手洗いの穴の部分に入れます。

そのまま2〜6時間放置し、水を流せば簡単にタンク内をきれいにすることができます。

 

トイレ掃除で用意する便利なアイテム

一般的なトイレ掃除で用意するもの以外に、トイレ掃除を簡単にしてくれる便利なアイテムをご紹介して行きます。

重曹スプレーを作る

用意するもの
・重曹 小さじ1杯
・ぬるま湯 100cc
・スプレーボトル

作り方
・スプレーボトルに重曹を入れます。
・中にぬるま湯を注ぎ入れます。
・スプレーボトルの蓋をして重曹が溶けるまで振ったら完成!

 

クエン酸スプレーを作る

用意するもの
・クエン酸 小さじ1/2杯
・水 100cc
・スプレーボトル

作り方
・スプレーボトルにクエン酸を入れます。
・中に水を注ぎ入れます。
・よく振ってクエン酸が溶けたことを確認できたら完成!

 

簡単!フローラル!クエン酸スプレーを作ろう!

上記で作ったクエン酸スプレーにご自宅にあるアロマオイルを混ぜてみましょう

掃除しながらトイレの匂いまでご自分の好みにできます。

更に「柑橘系」は虫が嫌う匂い、「ミント系」には抗菌・消臭効果など、アロマオイルには意外なメリットもありそれだけで一石二鳥ですよね。

 

トイレ掃除に熱湯は効果的?

熱湯って消毒にもなり、汚れも落ちるし、良いでしょ?

想像しただけで「なんとなく良いだろう!」と思いがちな熱湯ですが、実はトイレには絶対NG

トイレ本体はそもそも衛生陶器というもので陶器・磁器のいいとこ取りで出来ています。

しかし磁器の性質で急激な温度変化に弱いものになっています。

もし冬の便器が冷え込んだ時に、熱湯をかけてしまったら間違いなく割れてしまいます

思いつきやガセネタに惑わされないよう注意してください。

 

重曹・クエン酸を使った部分別!トイレの掃除方法

上記で重曹とクエン酸がトイレ掃除に大活躍できる性質であることは理解していただけましたか?

ここからは部分別に最適な掃除方法をご紹介して行きます。

便器の黄ばみ汚れはクエン酸パック+重曹!

便器や便座の黄ばみ汚れですが、一般的な中性洗剤で落ちない時はクエン酸パック+重曹がオススメ。

クエン酸ペーストを作り、黄ばみ汚れに塗ってパックしていきます。

1時間以上を目安に浸け置きしたら、仕上げに重曹を振りかけてブラシでこすりましょう!

頑固だった汚れをガッツリ落とすことができます。

 

便器の輪じみは重曹+クエン酸の泡で!

便器の輪じみとは、便器の中の溜まった水位のところにできる黒ずみのこと。

ブラシで掃除しても水ハネも気になって、なかなか力を入れづらい場所です。

ここには重曹を振りかけた後、クエン酸を振りかけましょう。そうすると自然と発泡してきますので、プツプツ泡ができたのを目安にブラシで掃除しましょう。

 

トイレの床は消臭もできる♪重曹スプレー+クエン酸スプレーで!

まず床をある程度キレイにしましょう。物をどけて掃除機をかけて、ホコリを取り除いてからスタートします。

基本的なお掃除は、重曹スプレーをして雑巾で拭いていきます

重曹には研磨効果もあるので、こべりついてしまっている汚れなどにも対応できます。

仕上げにクエン酸スプレーをして拭きましょう。

クエン酸にはアンモニア臭を予防する効果がありますので、クエン酸スプレーをして拭いておくだけでも効果があります。

 

トイレの壁の黒ずみのお掃除の方法は?

黒ずみや黒カビの原因は大抵が酸性の汚れになります。

中性洗剤で掃除してみても落ちない頑固な汚れだった場合、重曹などのアルカリ性洗剤で拭いていきましょう

但し、一般的な壁紙ですと重曹で研磨して壁紙を傷めてしまう場合がありますので適度な力で拭きましょう

 

トイレの壁の黄ばみのお掃除の方法は?

黄ばみの原因は大抵がアルカリ性の汚れになります。

黒ずみと同じく中性洗剤で掃除してみても落ちなかった場合、クエン酸やお酢など酸性洗剤で拭いていきましょう

 

トイレの壁の黒ずみと黄ばみの両方に効果アリ!

黒ずみ・黄ばみ両方に効果が期待できるもの、それは「セスキ炭酸ソーダ」です。

重曹やクエン酸と同じくスプレータイプにすると簡単に利用できます。

作り方は、水 500cc:セスキ炭酸ソーダ 小さじ1杯。

汚れが目立つ場所にスプレーして雑巾で拭いていくだけ。

雑巾を「メガネ拭き用布」にするだけで更に効果UP!繊維が細かい作りのメガネ拭き用布は、壁紙の小さな凸凹にも入りこんでくれます。

但し、セスキ炭酸ソーダは非常に濃度の高いアルカリ性になりますので誤飲や手荒れなど取り扱いには十分注意しましょう。

 

トイレの小物たちは重曹スプレーで!

油汚れに効果絶大の重曹ですが、実は人の手あかも油汚れの一種です。

トイレットペーパーホルダーや、インテリア小物など、直接人が触れる部分には重曹スプレーが効果的です

 

重曹を寝る前に使う!保てるキレイ!

月に1度か2度、寝る前に重曹1カップをある場所へ入れます

それは「トイレタンク」です!

トイレに長時間行かない夜寝る前に、トイレタンクへ重曹を1カップ入れておくとトイレタンク内はもちろん、流れてきた水で便器やパイプまでもキレイになります。

 

ここに注意!クエン酸が効きません!

クエン酸が効かないというより、使ってはいけない場所があります。

それは「トイレタンク」です。

トイレ本体とは違い、金属製の部品などを使っているトイレタンクはクエン酸で部品を傷めてしまう可能性があるため使用できません。

 

トイレ汚れを予防!キレイを保つ3つの方法とコツをご紹介!

トイレ掃除をする時に、毎度重たい腰を上げてやるイメージでは継続できません。

日頃からキレイを意識していれば、力仕事になりうる頑固な汚れとは無縁になります。

毎日少しづつ意識を変えてみるとキレイがキープできて気持ちがいいです!

できる限りの最短時間で最大限の効果を発揮できる掃除術を身に付けていくことが、トイレ掃除の最大のコツです。

 

さっと拭きとり!汚れをためない、放置しない

少し汚れてしまった!

という場面でその時拭きとるか、放置するかでは大きな違いになります。

汚してしまった!という時は、必ずさっと拭きとるクセを付けましょう。

それ以外の場合でも、気になるところを少しづつ拭いていくなど日常生活に掃除を織り交ぜていくとキレイをキープできます。

 

気づいた人がやろう!家族みんなで簡単おそうじ

家族がたくさんいればいるほど、トイレ汚れも多くなりますよね。

そのデメリットを活用して、家族全員が簡単掃除に参加する仕組みを作ってみましょう。

場所担当制でもいいですし、気付いたところだけでもいいでしょう。

家族の力を借りて、キレイをキープできるようになったら必然的にトイレ掃除の負担が軽減します。

 

男性は座って用を足すべし

尿の飛び散りに関しては、だいたいが男性が行ういわゆる「立ちション」が原因

床や壁の黄ばみが多く気になる方は、一緒に暮らす男性に「座って」用を足してもらうことをお願いしてみましょう。

それだけでも協力してもらえるだけで、トイレ掃除の手間がグンっと楽になることでしょう。

 

困った!こんなときどうしよう!

この汚れ、いつもと違う・・・

発生事例や回数は少ないですが、間違いなく存在するトイレのお困りを解決していきます。

便器内・手洗い器にピンク色の『スジ状』の汚れがついてしまった!

ピンクのスジ状の原因は主にバクテリア

基本的に一般的な中性洗剤で掃除すれば汚れを落とすことができますが、一度の掃除だけですとバクテリアが再繁殖する恐れがありますのでしばらく定期的にお掃除することを心がけましょう。

また漂白剤などのアルカリ性洗剤を使うと除菌効果もあるので効果的です。

 

便器内に「赤っぽい」付着物がついてしまった!

便器の内側の溝(水が流れ出てくるところ)に赤サビが繁殖してる証拠です。

中性洗剤を使って掃除しましょう。

この時、硬いブラシで便器を傷つけないよう気をつけましょう。

 

手洗い付き便器の手洗い金属(手洗いカラン)に水あかがこびりついてしまった!

水あかにはクエン酸が効果的ですので、クエン酸スプレーで掃除しましょう。

歯ブラシなどの小回りの効く掃除用具を使うと便利です。

ですが金属製の部品になりますので、研磨し過ぎて傷つかないよう注意してください。

 

便器内の底部に黒っぽい『ツブ状』の付着物がついてしまった!

元は吸水管内に潜んでいたサビが原因です。

新築やトイレリフォームをした場合などに発生する可能性が多いです。

掃除方法は便器内の水を一度取り除き、酸性洗剤を浸したキッチンペーパーなどでパックしましょう。

1時間以上時間を置くと黒ずみが除去できます。

 

手洗い付き便器の手洗い金具(手洗いカラン)が緑色に変色してしまった!

緑色の汚れは銅のサビが変色してしまったものです。

中性洗剤で定期的に洗えば落ちる汚れなので、いつもの掃除に加えてみてしばらく様子をみましょう。

 

急な来客で掃除が間に合わないときのトイレ応急処置

まず第一に気になるのが臭いですよね。

嫌な臭いには、お酢スプレーが効果的です!

お酢スプレーで臭い消しをして、そのままお酢の力を借りてお掃除してしまいましょう。

 

市販品を便利に使う!楽ができる3つのアイテム!

流行りの重曹、クエン酸だけでなく、現代には非常に便利に使えるアイテムが増えました。

そんな楽に便利にキレイになる3つのアイテムをご紹介します!

使ったらそのまま流せる!?使い捨てブラシ

スクラビングバブル  使い捨てトイレブラシ

1回ごと使い切りができるトイレブラシは衛生的で便利!

更にブラシには濃縮洗剤付きですから洗剤も不要です。

 

便器に貼るだけ!?消臭&防汚コーティング!スタンプ型トイレクリーナー

スクラビングバブル  トイレスタンプクリーナー

便器の中の水が流れるところに貼る、タンプ型トイレクリーナーは日頃の多少の汚れを予防して更に落とすことができるでしょう。

この商品は消臭効果もあり、芳香剤としても使えます。

色んな匂いの種類があるので、好きなものを選んで使ってみてください。

 

定番!サッと拭くだけキレイで衛生的!トイレお掃除用シート

花王  トイレクイックル

トイレットペーパーと同じ溶けやすさなのに、厚手で丈夫なお掃除シートはサッと拭き掃除に最適

凸凹シートが便座や便器など色んな場所に使えてとっても便利です。

一家に1つ置いておくとサッと簡単お掃除に役立つことでしょう。

 

日頃のお手入れは『中性洗剤』でOK!中性洗剤おすすめ3選

月に一度くらいはガッツリお掃除した方が良いトイレ掃除ですが、毎日コツコツちゃんとお掃除をしていれば、大きなトイレ問題にぶつかることは早々にないでしょう。

一般的な中性洗剤で日頃からお手入れしてキレイなトイレをキープできるよう心がけましょう!

ここで日頃トイレ掃除でお世話になる中性洗剤のおすすめ3選をご紹介します。

「トイレマジックリン」消臭・洗浄スプレー ミント

代表的な商品がこちら、トイレマジックリン 消臭・洗浄スプレーミント。

商品名の通り、消臭もできて洗浄力のあるスプレーですから一石二鳥ですね。

爽やかなミントの匂いで掃除するとトイレ室内がとてもいい匂いになります。

スプレータイプなので、簡単お掃除グッズとしても活用できますよね。

 

「トイレマジックリン」強力クレンザー

トイレ用クレンザーの代表的な商品がこちら、トイレマジックリン 強力クレンザー。

クレンザーと聞くだけで洗浄力に期待が高まりますが、正にその通り。

便器内にまいて置くだけで、簡単除菌にもなってとても便利です。

 

「ルーキーV」トイレの洗剤 4L (業務用)

洗剤に特化した第一石鹸株式会社の製品です。

何よりも嬉しいのがコストパフォーマンスが優良な点。

4リットルと大きめのサイズですが、その分価格もお求めやすくなっています。

業務用洗剤を多く輩出するこの企業ならではの洗浄力は一般利用者が通販サイトでもとても高評価ですので、ぜひ一度試して欲しい商品です。

 

長らくさぼった時には『塩素系洗剤』!

サボってしまった!と思っても大丈夫です。

そういった時には塩素系洗剤を利用して、ごっそり汚れを落としていきましょう。

 

塩素系洗剤のおすすめ3選!

塩素系洗剤には大きなメリットが3つあります。

それは漂白効果・除菌効果・防臭効果です。

長期間放置してしまった黄ばみや黒ずみを塩素系洗剤を利用して一気にお掃除しましょう。

「ドメスト」 除菌クリーナー

ドメスト 除菌クリーナーは便器の溝に沿って液体をまいて少し置いたら流すだけという簡単なお掃除法が勧められています。

便器以外にも、床や壁には水で薄めて使えたりと場所を選ばずに使える優秀な商品になっています。

但し、使用する際は必ず手袋を着用してください。

 

「パックスナチュロン 」トイレ洗い石けん

パックスナチュロン トイレ洗い石けんは、スプレータイプ。

アルカリ剤を使用しているため、洗浄力はお墨付きです。

レモングラスやグレープフルーツの柑橘系の匂いですので、掃除後の空間も爽やかに仕上がります。

 

「暮らしの重曹せっけん」泡スプレー

トイレ用だけでなく色んなお掃除に使える嬉しい商品が、暮らしの重曹せっけん 泡スプレー。

トイレ以外にもお風呂やキッチンにも使える柔軟性が高い商品となってます。

重曹をベースに作られたスプレータイプですので使い勝手もよく、匂いもきつくなく今まで匂いで困っていた方もこちらの商品なら大丈夫だったという声もあります。

 

尿石黄ばみや水アカには『酸性洗剤』で解決!酸性洗剤おすすめ3選

黄ばみや水アカが目立つ汚れには、酸性洗剤を利用しましょう。

他の洗剤で力任せに掃除しても、傷をつけてしまう場合がありますので、適材適所で洗剤も選んでみるといいでしょう。

塩素系洗剤と違って、酸性洗剤はあまり有名ではありません。しかし酸性洗剤が得意とする汚れには効果テキメン

厳選した酸性洗剤3選をご紹介します。

「サンポール」

酸が効く!をキャッチコピーにしている、サンポール。

マイナスイオンの力もあり、洗浄パワーが2倍もあるとか。

マイナスイオンと酸性の組み合わせで、汚れを浮かして落とす効果が他の商品と違うサンポールならでは。

液体が珍しい緑色なので、掃除したい部分にちゃんと行き届いているか?目で見て確認しやすいところも便利です。

 

「トイレのルック」 便器用洗浄剤

液体がとろーりしている、トイレのルック 便器用洗浄剤。

この液体が線を引くように落ちることなく、汚れ部分にしっかり留まってくれる優れもの

また便器の溝に液体が届きやすいように、徹底的に改良されたボトルとノズルが使い勝手がよく掃除がしやすい商品になっています。

 

「尿石Z」茂木和哉のトイレ用洗剤

こすり洗いの必要性無し、尿石Z 茂木和哉のトイレ用洗剤。

汚れを素早く分解、優れた洗浄力がこの商品の長所で、他の製品とは違った独自の酸の配合ならではの唯一無二の商品です。

また独自の酸の配合は傷をつけにくいメリットもあるので、汚れもたまり経年劣化が見られるような古いトイレにはこの商品を使うと安心です。

 

頑固な蓄積汚れはプロのクリーニングで解決!

日頃からこまめにトイレ掃除をしていても、トイレは誰しも毎日使うものですからどうしても汚れが溜まっていく感覚があります。

経年劣化が感じられたり、ご自身の掃除ではもう限界・・・と思う方は一度、プロのクリーニングを頼んでみるのはいかがでしょうか?

プロのクリーニングに頼むと、一般人の知識では手が届かない部分や頑固な汚れもしっかり解決してくれます。

毎日のトイレを清潔に、爽やかに、心地よい環境にするために一度プロの力を借りてみてはいかがですか?

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

トイレはたくさんの汚れが密集する場所であり、それぞれの汚れには得意な洗剤があることをご理解いただけましたか?

知識なく力まかせに掃除を続けていても体の負担にもなります。

毎日のことですからそれぞれの洗剤の力を理解して、上手にお掃除できると少し楽ができるかもしれません。

是非この記事を参考に試してみてください。